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｢ジスさんのお部屋にお世話になっていいの？｣
ジョシュア｢いいよ｣
｢うん...｣
ｷﾞｭ
ジョシュア｢そんなに抱きつかなくたって抱っこしてる玲奈を落とさないよ｣
｢...｣
ジョシュア｢何がそんなに気に食わないんだよ｣
ジョシュア｢ココアが嫌か？｣
｢ううん。ココア飲みたい｣
ジョシュア｢クプスが玲奈の方を向かないのが嫌か？｣
｢別に。私だってもう恋愛感情ないもん｣
ジョシュア｢クプスがジョンハンと一緒にいるのが嫌か？｣
｢別に居たってメンバーなんだもん。日常じゃん｣
ジョシュア｢なら、何に腹立ててるんだよ｣
｢自分｣
ジョシュア｢自分？｣
｢自分の中でモヤモヤしているのが凄く嫌。何がモヤモヤしているのかもわかってないけど凄く突っかかる感じがしてる｣
ジョシュア｢原因がわかんないのか？｣
｢うーん...｣
ジョシュア｢わかってるんだろ？｣
｢分からない｣
ジョシュア｢クプスのことが好きだからモヤモヤしてるんだろ？｣
｢違うもん｣
ジョシュア｢何がどう違うんだよ｣
｢もう好きじゃないもん｣
ジョシュア｢いっその事言えばいいじゃないか｣
｢だからそんなんじゃないもん！！！｣
スタッフ｢びっくりした〜玲奈ちゃんが大きめな声出すなんて｣
｢す、すみません！ココアを1つお願いします。支払いはジスさんがしてくれるみたいです｣
少し声をはりあげた玲奈はずっと俺の事を抱きしめてたのにそれを直ぐにほどいてカフェで注文をした。
スタッフ｢玲奈ちゃんがココアだなんて甘さに飢えちゃってるのかな？笑｣
｢糖分は大切ですからね笑｣
最近の玲奈の笑顔は人工的だ。
声を少し上げた時の表情からは一変した。
笑っているように見せてきっと笑ってないんだろう。
スタッフ｢ジョシュアさんは何にされますか？｣
ジョシュア｢アメリカーノでお願いします｣
スタッフ｢かしこまりました｣
｢それと、このサラダラップもお願いします！｣
スタッフ｢すぐ食べられますか？｣
｢はい！｣
注文した商品を受け取り窓辺の席に座った。
ジョシュア｢これ飲んで機嫌治せよ｣
｢元々悪いわけじゃないもん｣
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作者名：恋奈 | 作成日時：2022年8月8日 21時
