私はクパンが嫌いです Part11 (ページ4)

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散歩ページ4

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｢こんにちは〜｣

オッパ｢ただいま｣

｢いないのかな？｣

オッパ｢そうかもな。荷物部屋に置いとくぞ｣

｢ありがとうございます｣

｢オッパ、散歩してきていい？｣

オッパ｢いいよ。行ってきな。ただし夕飯には間に合うようにな｣

｢うん！奥さんが帰ってくるまでには帰るようにする｣

オッパ｢帰ってきたら連絡するよ｣

｢ありがとう！行ってきます！｣

思ったよりすんなり許可貰えた！
オッパだからかな？なんて思ってしまった。

のんびり過ごしてるのってなんかすごいリフレッシュになるんだな〜
パパものんびり過ごせてるかな？

趣味散歩とかにしよっ笑

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河辺をのんびり歩いていると、高校生ぐらいの男の子と女の子が並んで歩いていた。

小学生の頃は恋とかわかんなかったし
中学生の頃は韓国に行くって言われて反抗してたし、渡韓してからは、韓国語を学ぶ事と、踊ることに必死で
高校は行かなかった。

行かなかったというか行けなかった。
メンバーを見てると両立出来るわけないと思ったし、
中学の時ついていけなかったことも多かったから

制服で好きな人と一緒に過ごす経験したかったなぁとか少しだけ思う。
まぁ私の学力で好きな人ができるわけも、付き合えるわけもないとわかっているからなんとも言えないけど笑

でも、今は違う。

韓国語も生活出来る程度は理解できるし話せれる。
買い物だってお手の物。
チキンのデリバリーだって1人で頼める。

振り付けだって前に比べてすんなり頭に入ってくるようになったし
発声練習も短い時間でできるようになった。
渡韓した頃とは違う私

そしてもう自分の中で隠せないくらい
私はスンチョルさんのことが好き。

出会った頃から私のことを守ってくれた。
見守ってくれた。
階段下で泣いてる時もそばにいてくれた。
引きこもりになりそうな私を外に連れ出してくれたのもスンチョルさん。
ママと喧嘩した時はいつもママ側に立つけど、後で私の心配もしてくれる。
1番規制に厳しかったのはスンチョルさんだったけど、その分規制以外は優しかった。

雷にビクついてた時も頭から覆うように抱きしめてくれた。
何度も何度も好きになる要素はあった。
だけど、
心の中で嘘ついて、偽って、騙して
スンチョルさんのこと好きと認めなかった。