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｢色々聞かれたけど私はそれどころじゃなくて、縮こまってただ時間が過ぎるのを待つしか無かったの。そしたらパパが来てくれたの｣
エスクプス｢本当にそれだけ？座り込んでていつの間にか時間が経って俺が来たってこと？｣
｢うん...｣
エスクプス｢じゃ、この痕は何？｣
そう言って衣装をめくりあげると腕の辺りに大きな内出血があった。
｢!?｣
エスクプス｢昨日までなかったのにこの傷は何？まだ話の続きがあるんだろ？｣
｢これはトイレでぶつかってできたもの｣
エスクプス｢それだったら背中のは？背中にもあるんだろ｣
｢...｣
エスクプス｢話さないならあの人たちに聞きに行くよ｣
｢さっき、1人も行かないって言ったじゃん！｣
エスクプス｢話を聞くだけで別に他のことはしないよ｣
｢ダメ！お願い...します｣
エスクプス｢なんでそんなに｣
｢このことはもう忘れてください。髪の毛もオンニに揃えてもらったから服もハイネックで長ズボンで見てくれる人からは何も分からないから。もうこの話はしないでください｣
めいいっぱい頭を下げて言うもんだからこれ以上追求できなくて...
エスクプス｢わかった...｣
そう言うしか無かった
パーテーションをくぐるとオンニがいた
オンニ｢玲奈はなんて？｣
エスクプス｢玲奈はフラッシュバックで記憶にないんだって｣
オンニ｢....アイツらのところに行くか｣
エスクプス｢いや、このことはもう｣
オンニ｢そう...｣
エスクプス｢....｣
ジョンハン｢クプスや｣
ジョシュア｢なんて顔してんだよ｣
エスクプス｢別に｣
ジョンハン｢玲奈や〜こっち来い｣
｢ねー！｣
ジョシュア｢今日も可愛くしてもらったね｣
｢うん！オンニが髪の毛アレンジしてくれたんだ！可愛いでしょ？｣
ジョシュア｢とても｣
｢でしょ〜｣
スングァン｢ウリ玲奈〜｣
｢スングァンさん！ベレー帽可愛いー！｣
スングァン｢そう？｣
｢セルカセルカ！｣
スングァン｢いいよ〜｣
ミンギュ｢俺も俺もー｣
｢もちろん！｣
ジョシュア｢元気そうだな｣
ジョンハン｢そうだな｣
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作者名：恋奈 | 作成日時：2022年8月8日 21時
