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オッパとドライブ ページ3

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パパとお母様と別れてオッパの車で宿舎へと帰る


「オッパ、この道宿舎じゃないよね?」


オッパ「うん」


「どこに行ってるの?」


オッパ「俺の家だけど?」


「え?オッパの家?」


オッパ「なんでそんなびっくりするんだよ」


「だって、帰るもんって思ってたから」


オッパ「お前、マネージャーに俺のところ帰るようにって言われてただろ?」


「まぁ、そうだけど。パパのご実家に行ったからこれでいいかなって思ってて」


オッパ「なわけあるかい。人に心配かけるのだけは他のやつより長けてるからな」


「何それ嬉しくない」


オッパ「まぁそうだろ?とりあえず家でゆっくりして行きな」


「オッパありがとう」


オッパ「それと、今回は本当に反省してくれ。色んな人に言われてるだろうけどさ」


「お酒1つでここまで言われるなんてあの時思わなかった。みんなみたいに飲めるようになりたいってそう思って口にしただけなのに。あんなに息苦しくなって意識が飛ぶなんて思わなかった。想像なんて着くわけがないよ」


オッパ「そうだな。暗い話はこんくらいにして何か食べたいものあるか?」


「ビビンバとチヂミ」


オッパ「お前はいつもチヂミって言うよな」


「だってチヂミ美味しんだもん」


オッパ「美味しいけど笑。小さい頃から変わんないな」


「そう?」


オッパ「お前のお母さんとお前で昔韓国に来たことがあってな、まぁ辛いものなんて幼い子は食べれないからどうしよっかってなった時に、幼き玲奈は頼んでおいたチヂミに手を伸ばしたわけ。そっからチヂミが好きになったみたいでご飯の時間になる度に"チヂミ!"って言うもんだから笑ったよな」


「そんなことがあったんだ。いつの時?」


オッパ「小学校上がる前とかじゃないかな」


「そんな前なんだ」


オッパ「さてと、着いたぞ」


「ありがとうございます」


オッパ「荷物持つから先入りな」


「うん」

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作者名:恋奈 | 作成日時:2022年8月8日 21時

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