大邱のお家 ページ1
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エスクプス｢実家はいつぶり？｣
｢うーんっと、去年の私の誕生日以来じゃないかな｣
エスクプス｢そんなもんか｣
｢うん｣
エスクプス母｢お待たせしました〜｣
｢ありがとうございます｣
エスクプス母｢玲奈ちゃんは前回好きって言ってくれたお茶で良かったかしら？｣
｢はい！覚えてくださってありがとうございます！！｣
エスクプス母｢娘が出来た感覚で嬉しかったからね。覚えてるわよ〜あんなに喜んでくれたんだし｣
｢私にとって韓国でのお母様です｣
エスクプス母｢嬉しいこと言ってくれるじゃないの〜｣
エスクプス｢お世辞に決まってるだろ笑笑｣
｢そんなことないもん！お母さんの存在がどれだけありがたいことか知らないでしょ。車で数時間の距離で何時でも連絡取れて味方になってくれる。ご両親ってすごい存在なんだよ｣
迂闊だった。
言ってしまった言葉はもう取り返せない....
玲奈は韓国に来たことをきっかけに実の両親と疎遠になっていて連絡すら取ってないと聞いたことがある。
家族に関してメンバーの中で1番神経質になる子だった。
まぁそうだよな...
両親が日本に居て定期的に帰ってあってるならまだしも
日本に行ったとしても実家に行くどころか両親にすら会わないんだよな。
実家に帰れる俺と違う....
エスクプス母｢もっと言ってあげてよ笑。この子ったらわかってないのよ｣
｢それはもう怒らなきゃダメですね笑｣
エスクプス母｢怒りましょ｣
｢こらっ！もっとご両親を大切にしなさい！｣
エスクプス母｢しなさい｣
エスクプス｢はい笑。すみませんでした｣
｢お母様許します？｣
エスクプス母｢そうね。今回はこのくらいにしときましょ｣
｢だってさ｣
エスクプス｢ありがとうございます｣
エスクプス母｢ではいただきましょ｣
｢いただきます！｣
エスクプス｢いただきます｣
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作者名：恋奈 | 作成日時：2022年8月8日 21時
