発売日 ページ35
「久々に本屋さんで自分の担当雑誌手に取るな〜」
龍斗「確かに、姉ちゃんって本屋自体行かないよね」
「行かないね〜。基本貰えるからさ笑」
龍斗「さすがだよね。姉ちゃんくらいのレベルになると貰えるんだね笑」
「そういうことなのかな?よく一緒になるカメラマンさんからどこどこの雑誌あげるーって言われていただくね」
龍斗「でも、デビューして色んなメディアに出させてもらってさ、んで、姉ちゃんの雑誌だろ?こんなの想像てしないよ」
「私だってそうだよ。龍斗達をインタビューできる日が来るなんて思わなかったし。この前別のグループのインタビューしてたらその人たちからデビューおめでとうございますって言われるくらいだもん笑。私がデビューするわけじゃないのに皆さん祝ってくれたからさ嬉しくて」
龍斗「すごいよな〜。よっしゃ、2冊ぐらい買おー」
「私が買ってくるね笑。龍斗は本人なんだから。顔隠さなきゃすぐバレちゃう」
龍斗「一昨年の大阪バレたもんね笑」
「そうだよ。ちっちゃく週刊誌に載ってたし笑」
龍斗「でも、ファンの人達が俺のブログ見てるからなんもなかったよね笑」
「堂々と私の存在出しちゃったもんね〜」
龍斗「あれで良かったよね」
「結果オーライって言うやつだね笑」
-
「さてと、帰ろ?」
龍斗「うん」
「龍斗がデビューってなんか未だに実感しないな…」
龍斗「何心配してんの?」
「遠い存在になるんじゃないかなって」
龍斗「俺はいつでも姉ちゃんのそばにいるよ。置いていかないって笑」
「まぁそうなんだろうけど…ね」
龍斗「心配しないでって笑。一人暮らしするつもりもないし」
「いや、それは視野に入れて?」
龍斗「なんでだよ」
「笑笑。冗談だよー笑」
龍斗「まじでやめて笑」
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作者名:恋奈 | 作成日時:2020年3月12日 22時