甘々な龍斗 ページ16
「んー…」
なんか重たい…動きにくい…
龍斗「Zzz」
「龍斗か…。寝顔可愛いな笑」
小学生の頃はこの光景が当たり前だったけど
いつからか恥ずかしいのと、どんどんかっこよく成長する龍斗に戸惑った記憶もある
龍斗「んー」
「可愛いな〜」ヨシヨシ
龍斗「姉ちゃん?」
「なーに?」
龍斗「ん…」ギュー
「ちょ、龍斗朝からちょっ!」
龍斗「うるさい…。癒され中なの」
「姉を癒し効果に使うな。お腹すいたの」
龍斗「俺も食べる…」
「なら、起きてください」
龍斗「起こして」
「昨日から甘々龍斗くんやね」
龍斗「弟だもん」
「魚焼いて、卵焼きお味噌汁と納豆でいい?ちょっと…昨日買い物行けてないから」
龍斗「姉ちゃんが作るならなんでもいい」
「はいはい。座ってて」
龍斗「いや」
「いやとは?」
龍斗「ここにいる」
「邪魔だからね?」
龍斗「いいの」
「良くないからね。ちょっとは離れてて」
龍斗「はーい」
「寝癖治してきたら?ピンピンはねてるよ」
龍斗「ん」
「する気なしという事ね」
龍斗「ん」
「はぁ…わかった」
-
-
「できた〜!龍斗食べるよ」
龍斗「やった〜!」
「元気になってきたじゃん」
龍斗「いっただきまーす」
「召し上がれ」
龍斗「ん〜!うまっ」
「どこにでもあるような朝食だけどね笑」
龍斗「姉ちゃんが作るからいんだよ」
「いつになくあまちゃんやね」
龍斗「髪の毛やって!」
「ごちそうさまが先やろ」
龍斗「ごちそうさま」
「調子いいな」
龍斗「いひひ」
「セットしてあげるから着替えて道具持ってきて」
龍斗「はーい」
今日は何故かいつもより姉弟をしてる気がする。
お互いいつも忙しいからゆっくり一緒になにかすることが少ない。
私が休みで龍斗が今日はお昼からということでゆっくり出来てる
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作者名:恋奈 | 作成日時:2020年3月12日 22時