お家で ページ15
「龍斗〜。飲み物でも飲みな」
龍斗「姉ちゃんさんきゅ」
「どうだった?今日は」
龍斗「楽しかったな〜。みんなぶらぶらできたし、姉ちゃんと一緒に撮影できたし、お昼にはお弁当食べれたし!ジュース券は最高だったよね」
「良かった笑。人狼部屋でご飯食べると思わなかったからびっくりしちゃったけどね」
龍斗「みんなさ、姉ちゃんに媚び売ってさお姉ちゃんも満更でもなさそうだったし」
「私に媚び売っても意味ないの龍斗はわかってるでしょ?」
龍斗「分かっててもイラついた」
「ごめんね。今日1日ゆっくりしよ?」
龍斗「姉ちゃん不足だわー」
「シスコンかよ笑」
龍斗「そう言いながら抱きしめてくるあたりブラコンだよね」
「龍斗のこと好きだからね」
龍斗「なにそれー笑」
「高身長イケメンじゃん?彼氏にするならこんな人がいいみたいな感じ」
龍斗「姉ちゃんに彼氏とか許さないから」
「ちょ、イケボで言わないで」
龍斗「俺がいる限り彼氏なんていらないし」
「欲しいわ!」
龍斗「だめ」
「なんで弟に彼氏いらないとか言われなきゃいけないの?」
龍斗「俺と2人暮らししてるから」
「あー、そういう事ね。それ言われたら確かに彼氏がいたらちょっと不便だよね。生活に」
龍斗「でしょ?俺で十分っしょ?」
「一丁前に言いよってー」
龍斗「あはは笑」
「変に彼氏作るよりこうやって龍斗となんでもない話してる方が落ち着くかも」
龍斗「なんだよ急にさ」
「思ったことを言っただけー」
龍斗「今日さ、一緒に寝てもいい?」
「え?急にどうした?」
龍斗「小学校の時は一緒に寝てたじゃん」
「寝てたけど」
龍斗「でしょ?ほら寝よ」
「ちょ、ちょ」
龍斗「ほらほら」
「龍斗のベットで寝るのね笑」
龍斗「お父さんお母さん共働きだったじゃん。それで寂しくないようにって抱きしめられて寝るのが好きだったけど、今は逆だね笑。抱きしめられてるというより抱きしめてるって感じ」
「それは龍斗の方が大きいからじゃん。ほんと大きくなったね」
龍斗「しみじみと言わないでよ」
「笑。おやすみ」ギュ
龍斗「おやすみなさい」
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作者名:恋奈 | 作成日時:2020年3月12日 22時