私はクパンが嫌いです Part7 (ページ7)

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お誘いページ7

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オンタイムで待ち合わせ場所に到着
パパはどこにいるんだろう？
周りに人がそんなにいるわけもないのに見つからない…
置いてけぼりされた？
ほかのメンバーと先にどっか行っちゃったのかな？

そんなことを考えてると

エスクプス｢玲奈こっち｣

｢あっ、｣

エスクプス｢ごめん、待ったよな｣

｢ううん。私もさっき来たところでパパ誰かともう行っちゃったのかと思った笑｣

エスクプス｢誰かと？｣

｢うん。他にメンバーいるんでしょ？｣

エスクプス｢いないけど？｣

｢いないの？｣

エスクプス｢いて欲しかった？｣

｢いるもんかと思ってたから｣

2人だけだなんて思ってなかったからどうしよう…
もっと可愛くおしゃれしてくればよかった…
いや、私にはおしゃれのセンスがない。
メイクや髪型を決めてくれるヌナがいて、衣装があってやっと可愛くなれる私…
ダサい私服とも言われたことがあるから尚更…
でもそれをわかってるかの如く、パパとペアルックみたいになってる…
ジーパンに襟シャツにスニーカー
どシンプルな服装でも小物でパパはかっこよく見せている…
私は小物もどうしたらいいか分からずとりあえずクリア素材のショルダーバッグにしてした。
2人きりなんて思わないから…

エスクプス｢2人きりで行きたかったところがあるんだよね｣

｢そうなの？めっちゃ楽しみ！｣

"2人きり"その言葉が私の胸をこんなにもドキドキさせるなんて思ってもなかった

エスクプス｢買い物なんて最近できてないだろ？だから玲奈と買い物しようかなって｣

｢うん！｣

エスクプス｢最初はアウトレットに行くよ｣

｢はーい笑｣

パパと買い物なんてそうそうしないからなんか楽しみ！
ウキウキしちゃうな〜

エスクプス｢迷子になるなよ｣

ｷﾞｭ

そう言い訳しないと玲奈は黙って手を握されてくれないだろうから…
下心丸出しなのはわかってるけどそうでもして繋ぎ止めたいと思ってしまう自分がいる。

｢迷子案内センターに行かなきゃだね笑。Carat達に笑われるネタになっちゃうけど笑｣

エスクプス｢それだけは避けたいところだよ笑｣