私はクパンが嫌いです Part7 (ページ42)

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お部屋ページ42

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ジスさんと話してたらいつの間にか2時を回っていた。

ジスさんとママに私がパパのこと好きって知られてるなんて思ってなくてジスさんはまだしもママにまで知られてたなんて

どうしよう...
だってパパとママはCaratから結婚しろーなんて言われてるほどのケミでわたしが入る隙間なんてないはずなのに

なんでジスさんは応援してくれるの？

パパはきっと寝てるだろうからコソッと入ればいっか

ｶﾞﾁｬ

ゆっくり扉を開けると間接照明が光っていた

｢ぱぱ...？｣

呼びかけても特に応答はなかった。

ベットに潜り込んで間接照明を消したら後ろから抱きしめられた

エスクプス｢おかえり...｣

｢起こしちゃった？｣

エスクプス｢いや…玲奈の香りがしたから帰ってきたのかなって｣

｢私の香り？｣

エスクプス｢うん...落ち着く香りがするけど、ちょっとだけシュアの香りもする...｣

｢ジスさんの部屋にいたからかな？そんなの分かるもんなの？｣

エスクプス｢分かるよ…ずっと玲奈と寝てるんだからそれくらいわかる...｣

｢すごいね笑｣

エスクプス｢玲奈がわかんなくても俺が分かればそれでいいの…｣

｢なんかそれはそれで嫌だ。パパだけわかって私にはわかんないなんて｣

エスクプス｢なら俺の匂い覚えてよ...｣

｢どうやって覚えるの？笑｣

それからは返事がなかった。

それに寝ぼけてるパパは呂律があまり回ってなくて可愛い笑
正面を向いてパパに抱きついて私も眠りにつこうとしたけど

ジスさんと話した内容が頭に張り付いて離れない。

好きって気持ちがパパに知られたらどうなるんだろう？
隠して隠して
隠し通さなきゃいけないよね

でも寝てる時くらい少しだけ表に出してもいいよね

ｷﾞｭｯ

パパの隣に居れることを幸せに思ってる