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玲奈が懸命に助けを求めていた…
あんなに強がって助け呼べるもんとか言ってた分余計に心配になってしまってたまらない…
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ホシ「ジュナ4階エレベーターの近くのトイレだって」
ジュン「なんかあったの?」
ホシ「ディノが早く行けって」
ジュン「なんもなければいいけど」
先輩3「おー、ホシにジュンじゃないか」
ホシ/ジュン「こんばんは」
ホシ「ジュナ…急ぐぞ」
ジュン「うん」
先輩4「おいおいそっちは女性トイレだぞ?」
ホシ「玲奈や!」
ガチャ
「ほっしー…じゅんじゅん…」
ジュン「玲奈や…」
ホシ「大丈夫だよ。俺らがいるからな」
先輩5「玲奈ちゃん?」
先輩「大丈夫?!」
ジュン「大丈夫です。先に失礼します」
先輩2「もっと話したかったんだけどな」
ホシ「練習のし過ぎかもしれないですね笑。すみません」
先輩3「それは大変だな」
ジュン「ホシや、ヒョンが事務所まで来てるみたい。急ごう」
ホシ「うん。玲奈おんぶするからな」
「うん…」
ジュン「上着羽織っていいからね」
そう言ってじゅんじゅんは私の肩に上着をかけてくれた
「ありがとう…ございます…」
先輩達はなんも悪くない…
悪くないけど、頭がどうしても追いつかなくって
ごめんなさい…
人に囲まれただけで過去がフラッシュバックするなんて情けない
ほっしーの背中の温もりを感じながら泣きそうになっていると
エスクプス「2人ともありがとう。荷物取ってくる?」
パパの声が聞こえた
ホシ「あ、すっかり忘れてた。行ってきます」
ジュン「俺も行く」
ホシ「おけ」
エスクプス「玲奈や」
ギュ
「ごめんなさい…。シャワー浴びてから2人と合流するタイミングで…シャワー浴びるところも一緒に来てもらわなきゃ行けないのかな…」
エスクプス「そんなに自分を責めなくていいよ。今回はちゃんと助けを呼べたじゃないか。それだけで十分だよ。よく頑張った」ポンポン
「うん…」
エスクプス「あの2人が戻ってきたら早く帰って布団でゆっくりしような」
「うん…パパぁ」
エスクプス「ん?」
「ママには言わないで欲しい…」
エスクプス「ハニに言わないよ。自分で迎えを呼んだだけなんだから。そんなことでハニに言ってたらきりないしな笑。大丈夫」
「ありがとう…」
ホシ「ヒョン!お待たせ」
エスクプス「んじゃ帰るか」
ジュン「はーい」
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作者名:恋奈 | 作成日時:2021年8月28日 11時