作業室 ページ2
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次のカムバに向けて私はうーちゃんの作業室に入り浸るようになった。
ウジ「このところなんだけどさ」
「もうちょっとテンポあげるのは?」
ウジ「やっぱりそう思うよな。変えてみよう」
「ご飯頼も、もう0時回った」
ウジ「ありがとー」
「白米とチキンでいい?後コーラも?」
ウジ「それでお願い」
「はーい」
ウジ「玲奈は?」
「私はいらない」
ウジ「何も口にしてないだろ?」
「飲み物飲んでるから特にいらない」
ウジ「倒れるなよ。ヒョンたちに何言われるかわかんないから」
「大丈夫だよ〜コーヒー入れてくる」
ウジ「わかった」
バタン
玲奈がめちゃくちゃ真剣に考えてくれてそれにインスピレーションを受けていいものがふとひらめくことが多くなった。
収録する曲の大半がいつもよりスムーズに完成している。
ガイドも俺だけの声だったのを玲奈にもお願いして歌ってもらった。
透き通る綺麗な声でガイドだけでも本収録できそうなレベルで上手い。
俺らは本当に玲奈につくづく惚れてると思う笑笑
ダンス上手いだの歌が上手いだの色々高評価している、
「戻ったよ〜。うーちゃんにもこれ持ってきた。いるかな?って思って」
ほらな、言わなくたって欲しい時にこうやって持ってきてくれたり。
気が利くというか俺らのことをしっかりと見てると言うかなんて言えばいいのかわかんないけどそういうこと
ウジ「さんきゅ。欲しかったんだよ」
「よかった笑。後10分位で届くみたい」
ウジ「それまでに最後までやるか」
「おっけ!」
それから集中して作業に打ち込んだ。
「ここの表現ってもっと比喩使えないかな?ほかの歌詞ってストレートじゃん?だからさちょっと変化球じゃないけど」
ウジ「あー、なるほど。じゃぁ」
ピロン
「あっ!届いたみたい!取りに行ってくるね〜。夜空じゃなくて地球の裏側とかそんな感じ!この曲の時制が昼って言うのはすぐ分かるからさ」
パタン
ウジ「お、おぅ」
どんな風にしたらいい?って聞く前に答えて出ていった笑
そして笑顔で食べてっ!って言ってデリバリーの物を広げるんだろうな笑
ニコニコしてる姿が思い浮かぶよ
ガチャ
「うーちゃん!届いたよ〜食べてっ!」ニコニコ
ほらな笑
嬉しそうにご飯を広げてる
可愛いやつだな
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作者名:恋奈 | 作成日時:2021年8月28日 11時