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(現在)
｢ママ〜｣
ジョンハン｢ん〜？｣
｢はい！これどーぞ｣
ジョンハン｢ん？なにこれ｣
｢今日は、母の日だから｣
ジョンハン｢貰っていいの？｣
｢うん！もちろん！｣
ジョンハン｢毎年、年に2回も誕生日プレゼント貰ってるみたいで申し訳ないよ｣
｢私がしたくてしてるの。だから貰ってくれる方が嬉しい｣
ジョンハン｢ありがとう｣
｢ママ。今まで本当にありがとう。ママのおかげで立派とは言えなくても結構立派に成長したと思う｣
ジョンハン｢色々聞きたいけど、立派とは言えなくても結構立派に成長したって、普通に立派って言ってるぞ｣
｢ふふっ笑｣
ジョンハン｢それになんかもう最後みたいな言い方じゃないか。なんでそんな言い方するの？｣
｢今日で出会って8年ちょっとママを卒業しようかなって思って｣
ジョンハン｢ママを卒業したらどうするの？｣
｢ママじゃなくて、ハニさんかな？｣
ジョンハン｢許さない。ママ離れするなんて許さない｣
｢でもさすがに親離れしなきゃだよ。パパじゃなくてクプス氏って呼ばなきゃだし｣
ジョンハン｢ママにとって玲奈は何年経っても娘だよ。可愛い可愛い俺の娘。そんな事言わないで。ハニ呼びも新鮮だけど玲奈にはずっとママと呼ばれ続けてたい｣
｢そうするといつまで経っても私はママに甘えちゃうよ？すぐにママに助けを求めちゃうよ？うざく感じるようになるよ？｣
ジョンハン｢うざく感じるって笑。それだったらもう4年目の時点でうざいと感じてると思うよ｣
｢やー！なんてこと｣
ジョンハン｢玲奈がどうしてもって言うならまぁそれでもいいけど。玲奈おいで｣
｢ん？｣
ﾄｺﾄｺ
ｷﾞｭ
ジョンハン｢他のメンバーにはイタズラなんてこれっぽっちも非を思わずできるのに玲奈相手にはなんも出来ないくらい甘々なんだよ｣
｢確かにママからイタズラされたことないかも。逆に私がいつもわがままばっかりでごめんなさい。ママの気持ち分からなくて沢山迷惑かけちゃったけど許してね？｣
ジョンハン｢ママの気持ちなんて分からない！とか言ってたのに笑。それでも許して欲しいなんて図々しいぞ笑｣
｢やー！わかんないもんはわからないもん！｣
ジョンハン｢ちょっとパパに似てきてない？パパに似るのはちょっとなぁ｣
｢あーパパに言いつけてやろう笑｣
ジョンハン｢外出禁止にするぞ｣
｢それは困る。ママには逆らえない｣
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作者名：恋奈 | 作成日時：2021年6月1日 11時
