SF9:オッパ ページ49
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社会人のロウンと学生の玲奈
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オッパ…
オッパと私はお互い呼び捨てで呼んじゃダメかな？
2人隣で歩くのは少し照れくさいけど少しずつ近付きたい
ロウン｢12時までには帰るんだよ｣
｢お母さんもお父さんも旅行に行ったんだけど…私お腹減った…｣
ロウン｢そんなこと言ってもな｣
｢オッパ、チキン食べていかない？｣
ロウン｢君は年上にはいつもそんな感じなの？｣
｢そんなことないもん。オッパだからだもん…｣
ロウン｢ふぅ…。とりあえず今日はもう終わり帰るよ。送ってあげるから｣
｢はーい…｣
高校生じゃないんだからとか思うけど
隣にいるだけでも幸せを感じる
オッパと別れて家に入ったけど
ﾊﾟﾀﾝ
｢あー！もう知らない！子供扱いばっかり…｣
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君は今日どうしてそんなにときめかせるんだ？
いつもと違うように感じるのはなんでだろう。
今日はとても綺麗に見えた。
あどけさがいつもあるのに
今日はどうしたの？
どうしてこんなに…
モヤモヤするんだろう
やっぱり玲奈のところに行こう
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
｢こんな時間に誰？｣
｢え…オッパ？？｣
ロウン｢玲奈？起きてる？｣
ｶﾞﾁｬ
｢う、うん…起きてる｣
ロウン｢良かった。寝たかと思ったから｣
｢さすがに早いかな笑｣
ロウン｢玲奈が寝るまで一緒にいてあげる｣
｢1人で寝れるからオッパはもう帰って大丈夫だよ。ありがとう。わざわざ来てくれて｣
ロウン｢玲奈。ひとまず座って？｣
｢寝るのに？｣
ロウン｢うん｣
｢どうかしたの？｣
あぁ…もう隠せれない。
本当はもっと君の近くで君のことを知りたいと思っているのに
親御さんが居ないこの場所で
君にキスがしたい…
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作者名：恋奈 | 作成日時：2021年1月23日 1時
