. ページ5
-
カフェに連れて行ってもらって、イルミネーションを堪能し最近のことを聞いた。
｢ロウン氏！｣
嬉しそうに笑っているが俺には辛そうにしか見えない
ロウン｢玲奈…。無理に笑わなくていいよ。泣きたい時に思いっきり泣いても誰も攻めやしないから｣
街中で泣けと言って泣く方が難しいかもしれないが
家に戻ればメンバーもいるしイルミネーションの凄さに行く人達はこっちなんて見ない
｢え？何言ってるの？笑。別に泣きたいなんて思ってないよ？｣
強がる君の目からは涙がこぼれた
ロウン｢俺の前では強がらなくていいって何回も言ってるだろ｣
ｷﾞｭ
ロウン｢誰も俺らのことなんて見やしないから｣
そう言うと小さな声を上げながら君は泣いた
こんなに小さい体できっと多くのプレッシャーと色んなものと格闘してるんだろうな
ロウン｢俺がいつでも玲奈の話を聞くしたくさん抱きしめてあげる。怖いこと嫌なこと心配なこと良かったこと全部俺に話してね｣
そう言うと君は俺の腕の中で小さく頷いた
-
赤い目がだいぶ治まった頃に家に帰ってきた
フィヨン｢ヌナー！どこ行ってたの？｣
｢どこでしょ！笑｣
チャニ｢いや、わかんないから聞いてんじゃん｣
｢えへへ笑。じゃじゃーん！ケーキ買ってきたんだ〜｣
フィヨン｢まじ？！｣
チャニ｢急にどうしたの？｣
｢別に何も無くても食べたいじゃん？そんなこというチャニちゃんにはあげんもん！フィヨン食べよー｣
チャニ｢ちょ、ヌナ！俺も食べたい！って｣
｢ふふっ笑。食べよみんなで｣
インソン｢マンネ組にはいつでもお姉ちゃんで居てあげたいのかな？｣
ロウン｢あの姿が見れるのは俺らだけでいいと思います笑｣
インソン｢そうだな笑｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：恋奈 | 作成日時：2021年1月23日 1時
