好きな人との生活 (短編集) (ページ30)

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BTS:月と地球ページ30

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いつも2人でいるジンと玲奈
周りからはニコイチだなんて言われるが
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君はいつも輝いている
プレゼンをする時も、作業に集中してる時も
俺を巻き込んで休憩室でお茶を飲む時も

存在が輝いている
そんな言葉がピッタリだ。

そんな君の傍で俺は君を守れるだろうか？

君は俺にとって地球だ
なぜかと言うと

｢ジンは私にとって月だなって思う。私が勝手に地球になってるけど、特に意味は無いよ笑。月って見上げる度に安心感を得られるんだよね｣

そう言って微笑むから
君にとって俺はただの月のはずなのに
君の心を照らしてあげる小さな星になりたいと思うのは欲望の塊だろうか？

近くにいたとしても
こうしてただ君を見つめることしか出来ない

｢ジンって周りから美しいって言われるでしょ？だからあながち間違ってないんじゃないかな？って笑。それなら私ってなかなかハイセンスじゃない？｣

いや、そんなことないよ。
俺の海は全部真っ黒なんだから
本当に美しいのは玲奈なんだから

｢ジンまた明日ね！明日のプレゼン任せて！バッチリまとめてるから今度こそは必ず勝ち取ってやるんだもん！｣

ジン｢玲奈に負けるほど腕は訛ってないぞ｣

｢あー！もぅ！そんな事言わないでよ…｣

ジン｢嘘だって笑｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

｢そんなことしたって効果ないからね｣

そう言いつつも頬を赤らむ君の本当の心理はなんだろうか