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ｺﾝｺﾝ
｢どうぞ｣
ジン｢おはよう｣
｢あっ！ソクジンさん！おはようございます｣
ジン｢気分はどう？｣
｢とてもいいです！｣
ジン｢それは何よりだ。これ新しい携帯。前の携帯の画像や動画は移せたけど、連絡先とかはごめん…復元できなかった。履歴も全てない状態だ…だから俺ら7人分しか新しく入ってない。ごめん｣
｢そんなこと大丈夫です！携帯が新しくなっただけで私は嬉しいです！ありがとうございます｣
ジン｢そう言ってくれると助かるよ。ありがとう｣
｢ソクジンさん…聞いてもいいですか？｣
ジン｢いいよ。ただ僕が答えれるものしてね｣
｢私とこの7名の関係ってなんなんですか？｣
ジン｢そうだな…家族というか…まぁ大切な存在って感じかな？｣
｢家族…｣
ジン｢君の家族は目の前にいるじゃないか。こんなにイケメンでかっこいい人が。だからそんな悲しい顔はするなよ｣
｢なんで知ってるんですか？私に…その…家族がいないこと｣
ジン｢君のご両親に会いに行ったことがあってね。その時にお願いされたんだよ。娘をお願いってね｣
｢ソクジンさんはいつから私と知り合いなんですか？｣
ジン｢君と初めて会ったのは君の卒業式の時、ご両親の代わりに出席した時だな〜。ご両親とはその前の年の夏にはもう知り合ってて仲良かったよ。いつもご飯食べさせてくれてね。とても優しい方だった｣
｢どうしてそんなに両親と会っていたのに私とは｣
ジン｢僕の意見を尊重してくれたから。さっ、この話は終わり。もう寝なさい｣
｢起きたばっかりですよ｣
ジン｢やー、口答えは良くないぞ〜｣
｢ふふっ笑笑。お父さんみたいです｣
ジン｢やーー！せめて彼…そうだな笑。パパの方が似合うのかもね｣
｢？｣
ジン｢それじゃ帰るよ。ゆっくり休みな｣
｢ありがとうございます｣
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作者名：恋奈 | 作成日時：2021年1月23日 1時
