BTS:記憶喪失 ページ22
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幼い子供を守るため自分を犠牲にし不慮の事故にみまわれる玲奈
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｢この天井もあと何回観ればいんだろう…｣
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ジン/テヒョン｢玲奈？！｣
｢え？｣
ジン｢よかった…生きててよかった…｣
テヒョン｢玲奈！お前はまた無理したんでしょ？心配させないでくれ｣
｢えっ…と…｣
ジン/テヒョン｢？｣
｢どちら様ですか？確かに私は玲奈と言いますが…｣
ジン｢またまた〜。そんな冗談は効かないぞ｣
テヒョン｢そうだよ笑。記憶失くした真似とかつまらないから｣
｢い、いや…冗談とか真似とかではなくどこかでお会いしましたか？学校の先輩でしょうか？部活はしてなかったし…｣
ジン｢本気で言ってる？｣
｢はい｣
テヒョン｢俺の名前は？生年月日は？｣
｢すみませんが存じ上げないです…｣
ジン｢嘘だよね…？｣
｢いえ…。私がどうしてここにいるのかすらわからないくらい記憶が無いもので｣
テヒョン｢名前は？｣
｢玲奈です｣
ジン｢玲奈は何をしてるのか知ってる？｣
｢高校卒業して…｣
テヒョン｢卒業して？｣
｢今って何年ですか？｣
ジン｢今は2021年だけど｣
｢21年？！え？まって…高校卒業が2016年のはずだから…私は5年間何してた…？いや、本当に2021年ですか？｣
テヒョン｢あーぁ。そうだけど…｣
ジン｢5年間の記憶ないってこと？｣
｢高校の卒業ぐらいまでは覚えてるんです｣
ジン｢俺らは玲奈の卒業式には出席したんだけど…｣
｢え？そんな前から知ってるんですか？｣
テヒョン｢そうだよ｣
｢ごめんなさい…分からなくって…｣
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作者名：恋奈 | 作成日時：2021年1月23日 1時
