撮影 ページ41
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ムンビン氏とのWebドラマの撮影で駱山公園に来た。
親友設定の私たちは駱山公園で追いかけっこするという大人な年齢なのに子供っぽいことをするシーン
｢ちょ、水かけないでよ！｣
ムンビン｢いいじゃん笑。思いっきり濡れて頭スッキリさせた方がいんじゃねーの｣
｢別に何も悩んでない！｣
ムンビン｢最近お前痩せてる。食べてないし仕事ばっかだし心配なんだよー！いっその事たくさん水浴びて風邪でも引けばいんじゃねーの！｣
｢そんなの関係ないし！｣
ムンビン｢お前の親友として言わせてもらう！風邪引けーー！おりゃーー！｣
｢ちょ、まじ冷たいから！｣
監督｢カット！｣
｢ちょ、ムンビン氏！水かけすぎでしょ？ほんとうに風邪ひいちゃう｣
ムンビン｢それはそれでリアルな感じで風邪ひいたシーン撮れるよ｣
｢全然良くない｣
ムンビン｢タオル借りれますか？｣
スタッフ｢どうぞ｣
ムンビン｢ありがとうございます。玲奈｣
｢ん？｣
ムンビン｢こっち来て｣
｢自分でするからタオルちょうだい｣
ムンビン｢そんなこと言わずにほら｣
言われるがままにムンビン氏の方に行くと優しく頭を拭いてくれた。
ムンビン｢ラキに聞いた。ウヌヒョンのドラマ見たくないって言って見なかったんだって？｣
｢ドラマ見るより寝たかっただけだもん｣
ムンビン｢好きだから嫉妬したんじゃね？｣
｢それが本当だとしたら心が狭い女だよ。相手はアイドルで俳優さん。女の人とどうしても関わることがあるのにそんなことでいちいち反応してたら身が持たないよ。それならそんな恋やめた方がいい｣
ムンビン｢それでもやめれないのはウヌヒョンのことが好きだからだろ？ずっと好きだった気持ちを今更やめれない。止め方、止め時がわかんないんだろ？｣
タオルのせいで直接ムンビン氏の顔は見えないし、ムンビン氏から私の顔も見えないけど何となく苦しそうな表情してるのかな？って思ってしまった。
監督｢玲奈ちゃーん！髪の毛髪の毛乾かしてもらう？そのまま続けたら風邪ひいちゃいそうだよね？｣
｢いえ！軽く拭いてもらったので大丈夫です！このまま行けます！｣
監督｢なら、再開しよっか？｣
｢はい！｣
ムンビン｢玲奈...｣
｢ほら、撮影再開するよ！がんばろ〜！｣
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作者名：恋奈 | 作成日時：2020年12月23日 18時
