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済州島の観光 ページ32
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一旦ホテルで荷物を預けた。
ウヌ｢んじゃ行こっか｣
｢うん！最初は〜｣
いつかは行きたいと思っていた済州島。
日本にいる時に買った観光ガイドブックを片手に行きたいところに付箋をしておいた。
｢市場だね！沢山食べ歩きするんだ〜！｣
ウヌ｢食べ過ぎに気をつけてね。ホテルでも沢山食べれるんだから｣
｢いっぱい歩くから大丈夫だよー｣
ウヌ｢てか、なんで日本語のガイドブック？｣
｢日本で後輩ちゃん達といる時に行ってみたいんだよねって話してて本屋さんで買ったの。本当に行けると思わなかったからこの本は持っていかなきゃ！って｣
ウヌ｢なるほどね。今回は玲奈が行きたいところたくさん回ろうね｣
｢ダメだよ。ウヌ氏も行きたいところ行かなきゃ｣
ウヌ｢玲奈が行きたいところに俺は行きたいから｣
｢そんなの私だけ楽しむことになる…もん…｣
ウヌ｢そんなことないよ。俺は玲奈と一緒にいることでとても楽しいから。よく言うじゃん。好きな人とならどこでも楽しいって｣
｢すぐそんなこと言う…｣
ウヌ｢誰にでも言ってるわけじゃないからね｣
｢誰にでも言ってたらそれはそれで残念だよ｣
ウヌ｢そこは安心して。これでも結構一筋なんだけどなぁ｣
｢…///。は、早く行こっ｣
ウヌ｢顔真っ赤にして可愛い。迷子になるから｣
｢ならないもん！｣
ウヌ｢いいから。堂々と手繋いでいたいんだから｣
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作者名：恋奈 | 作成日時：2020年12月23日 18時
