K-POPアイドルの紅一点 3 (ページ27)

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メイク直しページ27

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｢ウヌ氏ごめんなさい｣

ウヌ｢なんで謝るの？｣

｢泣かないって決めてたのに、あの曲聴くとどうしても｣

ウヌ｢あの曲いや？｣

｢違う！違うの…そのなんて言うか…自惚れてしまうというかずっと待っててくれて温かく迎えに入れてくれて嬉しくて気恥しいところもあって｣

ウヌ｢みんなもそうだけど玲奈の事が本当に大切で大好きだから。2年間後悔し続けた。もっと玲奈に寄り添ってちょっとした変化も気がつけたらあの2年間はなかったんじゃないかって｣

｢それは私が何も言わずに黙っててみんなに迷惑かけないように必死なだけだったから。みんなの傷ついた顔を見たくなかったの。私だけが我慢したらどうにかなる話と思ってた。思ったより相手が多くてキャパオーバーしちゃっただけなの。だからみんな悪くない｣

ウヌ｢玲奈だって悪くない。こうやって戻ってきてくれたんだからなおさら。戻ってきてくれてありがとう。これからもよろしくね｣

｢ウヌ氏ー涙止まんなくなる｣

ウヌ｢世話のかかる子だなぁ。おいで｣

｢優しいお兄ちゃんたちに甘々に育てられたからね｣

ｷﾞｭ

ウヌ｢変わらないな｣

｢私はなんも変わらないよ｣

ウヌ｢何もってわけじゃないよ。強くなってる。昔よりずっと｣

私はウヌ氏に抱きしめられる度にウヌ氏の優しさ、温もりに安心してる
口元が緩んでしまったら"好き"の2文字が飛び出してしまうんじゃないかって思う

この気持ちはずっと蓋しないと…だよね