タピオカ ページ23
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作間｢良く飲んでるけど飽きないの？｣
｢んー？そんな笑｣
作間｢てか何それ？｣
｢ん？何が？｣
作間｢タピオカ入ってなくない？｣
｢うん。入れてないよ｣
作間｢いやいや、真顔でタピオカなしって｣
｢だって私はタピオカ目的じゃなくてここのお店のお茶が目的だもん。でも誘う時ってタピオカ飲も？って言わなきゃでしょ？｣
作間｢タピオカ嫌いなの？｣
｢ううん。そうじゃないよ笑笑。好きだけど今日はいいやーって思っただけ〜｣
作間｢なるほど…｣
｢理解はされないと思ってるから笑｣
作間｢てかいつの間にお金支払ってるしさ俺のメンツ保てないから辞めて｣
｢なんで？｣
作間｢なんでって…｣
｢姉弟がいました。弟がお姉ちゃんの為にお金を出すって誕生日プレゼントとかじゃない？なんならそのプレゼントですらお母さんに出してもらったりするでしょ？その分お姉ちゃんって弟のために色々出すでしょ？あれ欲しいとか言われたりすると｣
作間｢それはそうかもしれないけど俺ら姉弟じゃないし｣
｢ほぼ姉弟じゃん｣
作間｢金輪際奢るの禁止！せめて割り勘｣
｢やーだこった！そんな約束守れません｣
作間｢なんで？｣
｢私の事を女だからって言う理由が心のどこかにあるでしょ？男の俺が出すのが普通って。でもねそんなこと25すぎてから言ってくれる？未成年に奢られてもね罪悪感でしかないから｣
作間｢25って…あと何年先だよって感じじゃん｣
｢そんなの知らなーい。私は3年後だし！｣
作間｢25超えたら問答無用でお財布出させないからな。今に待ってろ｣
｢楽しみだね〜あと7年後ぐらい？笑｣
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作者名：恋奈 | 作成日時：2020年7月16日 1時
