ユニット:きたきし�� ページ40
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監督｢北山さんが放課後の教室で勉強しながら自主練してる岸くんを見る所から｣
｢はーい！｣
監督｢よーい。アクション！｣
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監督｢次は一緒に帰るシーンいきまーす。よーい。アクション！｣
岸｢北山帰ろーぜ｣
｢うん！｣
岸｢今日で2学期も終わるな｣
｢そうだね…。今年度も後3ヶ月もないんだね｣
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監督｢クリスマスにデートに誘う岸くんと戸惑いながらOKを出す北山さんね。よーい。アクション！｣
岸｢北山…今からの時間空いてる？｣
｢まぁ何も無いからね笑。岸くんこそ予定ないの？学年1を争う位の女の子から課外終わってからなんか話しかけられてたじゃん｣
岸｢断った｣
｢え？なんで？？｣
岸｢北山と出かけたかったから｣
｢私と出かけてもいつもと変わんないじゃん｣
岸｢俺は変わる。クリスマスに北山と出かける事で変われる気がする｣
｢変わらなくて良くない？岸くんは岸くんのままで｣
岸｢そうじゃなくて…。とりあえず行くぞ｣
｢ちょ、制服のままだよ？｣
岸｢制服だからいんじゃん笑｣
｢お金もそんな持ってないって｣
岸｢いいから。そんなの俺が出す。俺と出かけるのそんなにいや？｣
｢いやじゃないよ…心の準備的なのがいるじゃん｣
岸｢いつも出かけてたりするのにしてないだろ？｣
｢そりゃいつもならいらないけど。クリスマスだよ少しは意識するじゃん｣
岸｢意識してくれてんだ？笑。嬉しいな｣
｢え？｣
岸｢着いたよ｣
｢うわぁー！綺麗。めっちゃ夜景綺麗に見える！しかも周り誰も居ないし。どうしてこんなところ？｣
岸｢困ったことに北山は鈍すぎるよ。まぁ考えてみたら俺も不器用だから伝わらなくて当たり前だよな｣
｢ん？どういうこと？｣
岸｢北山の事が好きなんだ。だから付き合って欲しい｣
｢…///。ふふ笑｣
岸｢ちょ、人が真面目に言ってんのに｣
｢私も大好きだよ！｣ｷﾞｭｯ
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作者名：恋奈 | 作成日時：2020年7月8日 22時
