ご飯�� ページ35
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｢優太くん読み込めないんだけど…｣
いわゆる高級レストランの夜景が見える個室に連れてこられていろんなお高そうな食事に驚きながら涼太くんに習ったうる覚えの食事マナーを使いながらデザートまできた
岸｢本当は俺の家で2人でご飯作る予定だったんだけど、せっかくだから｣
ﾊﾟｯ
｢え？！暗くなった｣
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
｢花火？｣
岸｢玲奈11周年おめでとうって言ってもピンと来ないだろうけど笑｣
｢11周年…｣
岸｢玲奈がジャニーズに入って、そして俺と出会って11年目ってこと｣
｢そんな前から出逢ってたんだ｣
岸｢はい。プレゼント｣
｢え？！｣
岸｢また後で開けていいから笑。先に食べよっ｣
｢うん。写真撮ってもいい？｣
岸｢うん｣
｢はいちーず｣ﾊﾟｼｬ
岸｢え？！俺撮った？？｣
｢うん笑｣
岸｢なんで？笑｣
｢私と優太くんが出逢って11周年なんでしょ？ってことは優太くんも入所した日ってことじゃん？それだったらこのケーキは私だけのものじゃないから｣
岸｢玲奈だな〜。それなら2人で撮ろよ｣
｢うん！｣
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｢お会計もいつの間に…｣
岸｢男なんだからそりゃね｣
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
｢ご、ごめん。ひろくんから電話｣
岸｢気にせずにどーぞ｣
宏光『玲奈〜。どう？楽しんでる？』
『うん！すごく感動してる』
宏光『岸まだいる？』
『いるよ。変わる？』
宏光『んや、そのまんま家一緒に帰ってきて。玲奈が今日のために買ってたプレゼント渡してあげな』
『プレゼントなんて買ってな……もしかして前の私？』
宏光『正解笑。ラッピングされてるから。気をつけて帰ってこいよ』
『はーい』
岸｢帰ってくるの遅いって？｣
｢ううん。一緒に帰ってこいって。優太くんお家呼んでって｣
岸｢俺しばかれるんかな…。でも毎年今日は特許貰ってるからな…｣
｢そんな考えなくていいって笑｣
岸｢そう？｣
｢ねぇ私の王子様手繋いでもいいですか？｣
岸｢え？｣
｢ん！｣
岸｢う、うん｣ ｷﾞｭｯ
｢うふ笑｣
岸｢え？どういうこと？｣
｢何かで見つけたの。いつの雑誌かは覚えてないけど笑。私の王子様は岸優太だって｣
岸｢そういうこと？笑｣
｢うん！｣
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作者名：恋奈 | 作成日時：2020年7月8日 22時
