岸さんの歌声 ページ25
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宏光｢んじゃ俺寝るわ。なんかあれば起こして｣
｢明日は仕事？｣
宏光｢そう。朝早いからマネージャーが迎えに来るよ｣
｢気をつけてね｣
宏光｢お、おう？｣
｢明日起きれなかったら会えないから…｣
宏光｢大丈夫だよ。気にせず寝てな｣
｢おやすみなさい｣
宏光｢岸ー玲奈のこと頼んだぞ｣
岸｢了解っす！おやすみなさい｣
宏光｢おやすみー｣
岸｢俺らも横になる？｣
｢うん｣
岸｢俺のベットじゃないけどほら入ろ｣
｢ふふ笑。1ついいですか？｣
岸｢ん？｣
｢歌って欲しいな〜なんて思っちゃって｣
岸｢仰せの通りに｣
｢え？！いんですか？！｣
岸｢そうだね笑。酔った時はいつも歌ってって言われるから言われ慣れちゃったよ｣
｢何をリクエストしてたんですか？｣
岸｢その日によって色々だけどLetterは高確率で出てくるかな｣
｢Letter？｣
岸｢俺も神と廉の3人で歌ってる曲｣
｢いわゆる、ユニット曲ですか？｣
岸｢そうそう｣
｢聴きたいです！｣
岸｢今までで一番美しい君に
相応しい僕でいたいんだ
会えない時間の切なさは そっと
僕にゆだねて 笑顔を見せて｣
｢綺麗な声｣
岸｢ありがとう笑｣
｢この曲聴ける？｣
岸｢アルバムに入ってるからいつでも聞けるよ｣
｢買わなきゃだなー｣
岸｢玲奈は持ってるはずだよ｣
｢え？｣
岸｢確か。よっと｣
｢私CDとか買ってるのかな…｣
岸｢ここの戸棚開けたら｣
｢うわーぉ。綺麗に色々並んでる！｣
岸｢綺麗にパッケージされてるのは俺が玲奈にあげたやつでその隣に並んでるのは玲奈が自分で買ったやつだよ｣
｢だから同じCDがあるんだ｣
岸｢そうそう！しかも全形態買ってくれてるからね笑｣
｢すごーい！！ちょっとしたお店みたい笑｣
岸｢買わなくていいって言ってるのに全部買うからこんなことになっちゃうんだよ｣
｢でも今の私でも分かりますよ。全部揃えたいって気持ち。前の私なら尚更。優太くんのファンなんだろうなって｣
岸｢玲奈は俺のファン1号だからね｣
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作者名：恋奈 | 作成日時：2020年7月8日 22時
