携帯の使い方 ページ17
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宏光｢そうそう！携帯って言って遠くにいる人と連絡が取れるやつ｣
｢遠くにいる人と連絡ができる…｣
宏光｢俺が玲奈宛になんか送るね｣
｢はい｣
ﾋﾟﾛﾝ
宏光『ひろくんだよー。お兄ちゃんだよー』
｢なんか来ました！｣
宏光｢それで色んな人と連絡取れるんだ。玲奈もなんか俺に送ってみて｣
｢どうやったらいんですか？｣
宏光｢携帯をひらく。玲奈の場合は画面を下から上にあげてみて。スっ！ってする感じに｣
ｽｯ
｢あー！開きました！｣
宏光｢そっから緑の四角いやつ押して｣
｢これ？｣
宏光｢そうそう！それでお兄ちゃんって書いてあるのを押して｣
｢なんか色々書いてあります…｣
宏光｢それは今まで俺と玲奈が話たことだよ｣
｢なるほど｣
宏光｢それで文字を打つ。こうやってしたらいんだよ｣
｢こんばんは。玲奈です｣
宏光｢打てたらここを押す｣
｢押す｣
ﾋﾟﾛﾝ
『こんばんは。玲奈です』
宏光｢おー！そういうこと！！できるじゃん！｣ﾖｼﾖｼ
｢えへへ笑。ひろくんに言われると嬉しいです｣
宏光｢こうやって連絡するんだよ｣
｢はい！｣
宏光｢わかんなくなったらまた俺に言って｣
｢はい！｣
宏光｢んで、電話もできるだよ｣
｢電話？｣
宏光｢ここを押して｣
｢これ？｣
宏光｢そう｣
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
｢なんか鳴ってます｣
宏光｢ほらこうやって玲奈から電話来たことが分かる｣
｢すごい！｣
宏光｢逆に俺からかけると｣
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
｢かかってきました！どれを押すんですか？｣
宏光｢出る時はこっち！出ない時は押さないのが1番だね笑｣
『こんばんは』
宏光『こんばんは』
『すごーいです！ひろくんの声が聞こえます！』
宏光『こっちも玲奈の声聞こえるよ〜』
『面白いですね』
宏光『こんな至近距離で離さないからね笑』
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作者名：恋奈 | 作成日時：2020年7月8日 22時
