【呪術廻戦】特級過呪怨霊五条悟の解呪までー弐ー

53ー五条悟ー ページ7

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『っ！……』



目を強くつぶり身構える



が、中々攻撃はこず周りはシン…と静まり返っていた









……あれ…？







おかしい、そう思い目を開けると目の前に居たはずの悟が居いない







『悟…？』







どういうこと？どこいったの







そう思った時







ドサッ



『！』






後ろから何かが倒れる音がした
振り向くとそこには夏油くんが倒れ込んでいる









『えっ…夏油くんっ？』









急いで夏油くんに駆け寄り抱きかかえた







『夏油くん!?夏油くん!!しっかりしてっ』







体を揺らして声をかけてみるも全く反応はなし…





ダメだ…完全に意識がない……





いきなり気を失った様子を見て考える





なんでいきなりっ？悟の攻撃が当たった？
いや、見た所外傷はほとんどないし私が庇ってた








じゃあなんで倒れた？








思考をフル回転させ考える

そして一つだけ思い当たる節が見つかった







まさかっ…








『…生得領域に連れていかれた…？』








在りし日の初任務を思い出した







これなら合点がいく

私も無理やり生得領域に連れていかれる時は所構わす倒れた









だとしたら本当にまずい、どうしよう、生得領域に
連れていかれたらもう私には何も出来ない…









そう、夏油くんを抱え真っ青な顔をしていると
不意に






「A！」


『！』





名前を呼ばれる



見るとそこには硝子がいた





『硝子…！』

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