【呪術廻戦】特級過呪怨霊五条悟の解呪まで

35ータバコー ページ35

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あれから特に変わらない平和な日々が過ぎ去った


授業を受け任務をし、たまに遊ぶ
そんなことを繰り返し
あっという間に夏が始まる







『暑っつー』






時刻は夕方
硝子との任務帰りに高専で休憩していた




蝉がけたたましく鳴いている




私は自販機でジュースを買い
その隣で硝子はタバコを吸っていた







『好きだね、それ』






そんなにいいのかな？






「興味ある？」





ニヤッと笑う硝子



ぶっちゃけ興味はあった
あんだけ隣で吸われるとね






『美味しいの？』


「人によるな」





吸ってみる？と言われ一本差し出された





「はい、ライター」


『うわっ』




タバコを受け取りライターを投げられ
恐る恐るタバコを咥えてみる



未成年だけど吸ってみたい
そんな好奇心に負け、いざ吸おうとした時









「あ、任務終わったら夜蛾のとこ行くんだった」

『え、』





突然そう言われた



じゃあ、また今度にしようかな
一人で吸うのはなんか不安だし







『じゃあやめと「後で感想聞かせてー」え、ちょ、硝子!?』







行っちゃった



小さくなっていく背中を呆然と眺め
しばらく待ってみるもののなかなか帰ってこない








とにかく吸ってみるか







そう思いタバコに火をつけた









お、結構いける…
煙いけど




ゲホッと一つ咳をすると後ろから大きな影が覆いかぶさった








「A」


『！夏油くん』




振り向くとそこには夏油くんがニコニコとしながら
こちらを見ている









………なんか顔色悪い？

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