【呪術廻戦】特級過呪怨霊五条悟の解呪まで

27ー甘党ー ページ27

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『黙っとくって、そんな、』


「Aはいい子ちゃんすぎるんだよ
そんなん黙っときゃいい」


『…すぐバレちゃうよ』


「そこは上手く隠せ」






グッと親指をたてドヤ顔をする硝子






それを見るとなんだかどうとでもなる気がして

自然と顔がほころんだ








『ふっ何それ』

「…あの五条がさ、そう簡単に殺られるわけないだろうし
そう重く考えなくていいんじゃない」

『そうだよね、ありがとう』





それより楽しいこと考えろと
ありがたいアドバイスをもらい
この話は終わった

話は悟にお菓子を作るという事に変わる






「へー何作んの？」


『無難にクッキーかなって思ってる』


「いいじゃん、私にもちょうだい」


『硝子甘いの苦手って言ってたじゃん』


「Aのなら食べる」









何も無かったかのように二人で楽しく
話しながら戻る


少し歩いてあっという間に寮についた




『もうついちゃったね』


「あっという間だったな」





『…じゃあまた明日』


「ん、おやすみ」





少し名残り惜しいが、そこで硝子とは別れ
それぞれ自分の部屋に戻った







ｶﾞﾁｬ




『ふー…』



ﾄﾞｻｯ




部屋に入りベッドにダイブする








なんか硝子に話してスッキリしたな






話してよかったと一人ニコニコしていると
悟が出てきた




「A、僕以外に、お菓子あげちゃ、だめ」


『うわっ』




いきなり後ろからギュッと抱きしめられる



あちゃー硝子もダメか…




『硝子だよ？いいじゃん』

「だめ」

『えー』




食べて欲しかったなぁとあからさまに残念がると
…じゃあ、と拗ねたように話し出す





「また、チューしてくれたら、いいよ」


『…また？』







どうやら気に入ってしまったらしく
それから何かある度にちょこちょこと強請られる事になるのはまた別の話＿＿＿＿＿＿＿＿

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