【呪術廻戦】特級過呪怨霊五条悟の解呪まで

25 ページ25

.


目の前に広がる白い天井

起き上がり周りを見渡すと
そこは高専の医務室だった







「あ、起きた？」


『！硝子』


「おはよう、といってももう夜だけど」





窓の外を見ると硝子の言う通り
外は真っ暗で時計は八時を指している






『私こんなに寝てたんだ、

あ、そうだ夏油くんは？』


「夏油なら今報告に行ってるよ、それより大丈夫？」


『え？』


｢五条が暴れて、いきなり倒れたらしいじゃん
二級案件なのに夏油もボロボロだしさ」





びっくりしたと
ベッドに座りタバコを吸いながら言う

硝子曰くあれから夏油くんが私を背負って中からでてきたらしい






『ごめん、心配かけて、大丈夫だよ』


「ならよかった」




タバコをくわえ小さく微笑む



硝子は優しいな





ていうかやっぱり夏油くんが私の事運んでくれたんだ
後でお礼言わないと





それに頬の傷も治っていた
硝子が治してくれたんだろう



迷惑かけっぱなしだな、なんて思い硝子にお礼を言う








『硝子』


「ん？」


『頬の傷治してくれたよね、ありがとう』


「あぁいいよ、顔に傷なんて嫌でしょ」







女子だしとケラケラ笑う


硝子って優しいしイケメンだな
女子にもモテそう

良い友達もったなぁ



なんて考えニヤニヤする





そんな私を見て硝子に何笑ってんの、と苦笑いされてしまった









『ふふ、なんでもない！』


「元気そうで何より
じゃあ、そろそろ一緒に寮戻ろ」




タバコを灰皿に捨て立ち上がった



『うん』



私もベッドから立ち上がり
二人で医務室を後にした









医務室をでて少し歩いた時

硝子がふと口を開く





「なんかあった？」

26→←24

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す