【呪術廻戦】特級過呪怨霊五条悟の解呪まで

15ー初任務ー ページ15

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ー数分前ー





遡ること数分前
校内放送で呼び出され今職員室にいる









『梅宮Aです。失礼します。』


ｶﾞﾗｯ


「来たかA」






部屋に入った瞬間に聞こえる声
私を呼び出した張本人である夜蛾正道先生だ


夜蛾先生は顔に似合わず、
可愛らしいぬいぐるみを作りながらこちらを見ていた






緊張する…





背中に冷や汗をかきながら夜蛾先生の元へ向かう









なんの用だろ…私何かやらかしたかな、
それとも悟のことか…？






……嫌な予感がする









『ご要件はなんでしょうか…？』

「悟のことだ」





やっぱり、





私の予想は的中し案の定
悟の事だった









『…悟がどうかしましたか』




不安で声が震える







「知っていると思うが、上は悟を処刑したいと思っている」

『……』





嫌な予感も見事に的中
昔からずっと言われている悟の処刑について
夜蛾先生は話す








『その話はもう終わったはずですが』




悟が私に取り憑いたあの日から
上とは何度も話し合い
耳にタコができそうなほどだった


結局は悟が私の言うことを聞いて
呪霊を払えるから何とか了承をもらった









なぜ今更…









「…封印も処刑も、悟のあまりの強さにほぼ不可能

だが、君の言うことは
聞くとのことで取り消しになった」


『はい』


「上はそれに納得していない」


『……』


「わかっているだろう、取り消されたのではなく
それはあくまで保留だということを」






先生と私以外誰もいない部屋に響く
厳しい言葉





確かに数年前、話し合いの末
私が無理やり押し通す形で悟の処刑は取り消された





でも、




『無理矢理とはいえ上は了承しました』






それに今更つべこべ言われる筋合いはない

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