桜餅/甘露寺蜜璃 ページ2
柱である甘露寺蜜璃には、一週間に一度の楽しみがあった。
それは_____、
『お久しぶりです。蜜璃ちゃん。』
蜜「久しぶりね、千秋ちゃん!」
友人である笹川千秋と会うことである。
『そうそう、蜜璃ちゃん。蜜璃ちゃんって桜餅が好きでしたよね?』
蜜「うん!大好きよ!」
『美味しいって評判の桜餅を見つけたんです。良かったら今から行きませんか?』
蜜「ほんと!?」
蜜璃の好物である桜餅。
彼女が断らないわけが無い。
.*・゚ .゚・*.甘味処.*・゚ .゚・*.
『奥さん、桜餅をください。』
「はいよ、何個だい?」
『私は一つ。蜜璃ちゃんは?』
蜜「えっと………とりあえず五十個程!」
「お、多いね、まぁ、いいんだけど……。」
蜜「千秋ちゃん………、こんなに食べるなんて可笑しいわよね……」
蜜璃は少し恥ずかしそうに聞く。
『そうですか?いっぱい食べる女の子。素敵だと思いますけど………。』
予想外の答えに驚く蜜璃。
蜜「ありがとう、千秋ちゃん!」キュンッ
「はい、お待たせ。」
蜜「わぁ……美味しそう!」
蜜璃は先程の表情と変わってキラキラしている。
『ハムッ、やっぱり美味しいですね。ここの桜餅は。』
蜜「わっ、ほんとだわ!今まで食べた桜餅の中で一番美味しい!」
蜜璃がそう感じたのは、大好きな友人と食べたからかも……。
今日のお出かけで、彼女の優しさと、美味しい桜餅を知ることが出来た………。
【桜餅/甘露寺蜜璃】
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爆心地 - お食事好きだよ? (2019年11月14日 22時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タカハナミlei | 作成日時:2019年10月14日 22時