同じ屋根の下で * 2

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" … あのさ 、俺 "



その続きが気になって 通勤中でもモヤモヤする

何言おうとしてたんだろ 、
あんなに真剣な顔して







目黒「 Aさん！！」



『 わッ 、びっくりした目黒くんか…！』



目黒「 体調 大丈夫なんですか？」



『 うん 、もうすっかり元気！』



目黒「 まじで良かったです 、安心しました…」



『 ごめんね 、心配かけて』







" 良かった… " なんて眉毛を下げて呟くから
本当に心配してくれてたんだね

やっぱりいい子だなぁ目黒くんって







目黒「 今日 昼どこか食べに行かないですか？」



『 えっ？』



目黒「 あ 、いや 、後輩として 、です！
Aさんの復帰祝いに」



『 あー… ごめんね 、今日ふっかと食べる予定で』



目黒「 … 深澤さん？
今日って打ち合わせ入ってましたっけ」



『 ううん 、色々お礼がしたくて
打ち合わせの日に倒れちゃったし…』



目黒「 Aさん 、 」



『 ん？ッ 、』







名前を呼ばれた瞬間 、
強い力で腕を引かれて 身体ごと包み込まれた

… え 、なに 、どうゆう状況？







目黒「 あ 、急にすいません！
自転車 きてたんで…」



『 ううん 、全然 …！
ありがとう 、』



目黒「 じゃあ今度 、お昼行きましょ」



『 うん 、もちろん
楽しみにしてるね』








断った日から
なんとなくだけど 、目黒くんと気まずい

目黒くんがいちばん辛いんだから
私は今まで通りに接さなきゃいけないんだけどね





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