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『 渡辺さん!!』
渡辺「 そんな叫ばなくても聞こえるから」
『 行きましょう!!ランチ!』
待ちに待った渡辺さんとのランチ
行こうって言ってくれた日から楽しみで
午前中の仕事なんて手につかないくらい緊張していた
この前まで食堂で会っても一緒に食べてくれなかったのに 今日は2人で食べてくれるなんて……
渡辺「 顔にやけすぎ、」
『 … ごめんなさい、嬉しくてつい』
渡辺「 … ただ一緒にごはん食べるだけで? 」
『 え、はい、それだけで充分幸せです』
渡辺「 幸せって、笑
まじで大げさだから」
あ、また見せてくれた可愛い笑顔
… なんか最近 前より優しい気がするんだけど
気のせい?
…… それとも、やっと私にもチャンス到来?
お店のメニュー表を見ながら悩む渡辺さんもかっこよくて、このアングルは貴重だから目で録画しておきたいくらい
… あ、やっぱりブラックコーヒー好きなんだ
私も飲んじゃおっと
渡辺「 うまっ、!」
『 ふふ、渡辺さん目輝いてます(笑)』
渡辺「 まじで美味いからこのパスタ
コーヒーとも合うし」
『 お店、喜んでいただけて良かったです!』
渡辺「 … 悔しいけど こんなとこあったんだな、会社の近くに」
『 私も知らなかったんですけど、この前 康二くんが教えてくれたんです、いい所ですよね!』
康二くん、て言葉に反応して
食べる動きを止めた渡辺さん
… あれ、どうしたんだろ
さっきまで美味しそうに食べてたのに
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作者名:カスミ | 作成日時:2023年11月26日 15時