約束 ページ48
『いって、きます…』
信濃「芙蓉さんは任せてね♪」
長谷部「いいか貴様ら、主がかすり傷一つでもつけて帰ってき…
……何をする燭台切」
燭台切「はいはい、長谷部くんは落ち着こうね
信濃くん、Aちゃんも気をつけてね。」
『はい』
信濃「ありがとうございます!」
私と信濃は本丸に行く準備を終え玄関にいる
燭台切さんと長谷部さんが見送り……、いや、長谷部さんは私たちに釘を刺しに来たみたい
清光「ほら主〜!もう時間だってば!」
芙蓉「ごめんごめん!準備に手間取っちゃって…」
乱「その気持ち分かる〜」
薬研「だが大将、もう既に5分も遅れてるぞ」
芙蓉「ごめんなさいっ」
ドタバタと音が聞こえたので奥を見れば
芙蓉さん、加州さん、乱、薬研、いち兄…、一期さんが来たみたい
これから怖い目にあうかもしれないのに楽しそうに笑っている芙蓉さんを見て心が痛んだ
『大丈夫ですよ』
信濃「うんうん、まだこんのすけも来てな」
こんのすけ「私めはずっとここにおりますぞ!!!」
『あ、いたんだ…』
こんのすけ「?!酷いですっっ」
いないと思ってたら足元にいたこんのすけに驚きを隠せず声が出てしまった……、それを聞いたこんのすけはむぅっと頬を膨らませた
思わずふふ、っと声が出た
・
芙蓉「よし、行こっか」
そう言って歩み始めた芙蓉さんの後ろをついていこうとした
その瞬間、
不意に袖を引かれて立ち止まる
・
『………、』
一期「A、」
『な、…んですか』
想定外すぎて言葉に詰まる
その瞬間一期さんの顔が悲しく歪み、
そして、初めて会ったあの時のように
___笑った、…____。
・
一期「約束だよ、
絶対に無理はしないこと、
出来る限り怪我はしないようにすること、
無理だと思ったら、
辛いと感じたならば、
抱え込まないで逃げること、」
『な、んでっ…』
一期「お前が刀剣女士だとか、元が人間だとかそんなことは最初からどうでもいいんだよ」
『どうでも、いい……?』
・
そう言って一期さんは優しく私を抱きしめた
その時一期さんの身体は、
____…震えていた。
・
一期「お前が何者であろうと、
私の、私たちの
・
大切でかけがえのない"家族"だよっ……、」
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みるくてぃー(プロフ) - ただのバカ@SOS同盟さん» 素敵なコメントありがとうございます〜!更新遅くなってすみません!はい!流石です、その通りです!! (2021年7月11日 22時) (レス) id: 4a169714af (このIDを非表示/違反報告)
ただのバカ@SOS同盟 - この口調はまさか!!!!おじいちゃん? (2021年6月23日 23時) (レス) id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - ルナさん» 素敵なコメントありがとうございます!そう言って頂けて光栄です!精一杯頑張ります! (2021年3月12日 23時) (レス) id: 4a169714af (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 初めて小説を見てて泣きました、感動的な作品ありがとうございます、これからも更新頑張ってください、! (2021年3月12日 23時) (レス) id: 3ea57f5348 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 時雨ルリさん» わあ!ありがとうございます!!そう言って頂けて光栄です!精一杯頑張らせて頂きます! (2021年3月7日 8時) (レス) id: 4a169714af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2021年3月7日 0時