幸せの定義*二章【刀剣乱舞】【成り代わり】

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〜信濃side〜






『信濃の代わりに生きるよ

信濃が生きたいって思える様な体験させるから』









ねぇA、今なら胸張って言えるよ、俺
これからも"Aと共に"生きていきたいって

ずっとずっと頑張ってくれてありがとう

俺の大切な家族たちを笑顔にしてくれてありがとう

俺のこと、






_______…好きでいてくれてありがとう









だから、気づいて欲しいんだ

みんなAのことが大好きなんだって

俺も、今ここにいる人たちも

俺たち刀剣男士の、一部の本霊たちも

みんながAのこと、気にかけてくれてるんだって

そして、

"あの女の人"もね、









『ねぇ芙蓉さん』

芙蓉｢！……はい、なんでしょうか？｣

『質問、していいかな？』



まさかそんな事言われると思ってなかったみたいで
芙蓉さんと、その刀剣男士は目をまん丸くした

あはは、少しだけ面白いな〜なんて、






芙蓉｢も、勿論です。俺に答えられる範囲なら｣

『ん〜、ありがとう

じゃあさ〜





Aのこと、どう思ってる？』

芙蓉｢えっ、…

A｢何、言ってるの…？｣

｣




A、悲しそうな顔しないで、

でも、こうでもしないと信じないでしょ…？

Aも幸せになって欲しいから

この心の暖かさ、心地良いんだもん♪






芙蓉｢信濃………Aは、とても優しい子です｣


芙蓉さんは戸惑いながらも言葉を発してる


Aは、その言葉を怯えながら聞いてる
俺はAをぎゅって抱きしめた






A｢信濃…｣

『大丈夫だよ、大丈夫』



そういうとAは可愛らしく微笑んだ
………うん、震えはおさまったみたいだね









芙蓉｢ブラック本丸から来たにも関わらず


俺のことを"大将"って慕ってくれたり
知らない人とも積極的に話をしたり
怪我をした人がいたら自分より先に手入れをさせたり

とても優しくて、残酷な子だと感じました


俺たちはAを本当の家族だと思ってます
それほど、みんなAの事が大好きですから


だから、俺たちの幸せを優先するAを見てると

とても苦しくて、悲しくて、泣きたくなります




だから俺たちは
Aの幸せの為なら









______なんだってやってやりたいっ｣





芙蓉さんが言葉を言い終えた瞬間
大広間の襖が勢いよく開いた









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｢ならばして貰おうか

はっはっは、拒否権などないぞ





お主は今、なんでもすると言ったからなぁ｣

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