十九話 ページ20
××
「ねぇ、Aちゃん。
君が人々を"幸せにしたい"と願い作ったそれで、一体どれほどの人々が絶望のドン底に引きずり落とされたと思う?」
いや、やめて…………っ……。
「君が愛を注いで作ったその血まみれの武器で、一体どれほどの人が生きる希望を失ったと思う?」
やだ、お願い、やめてっ…………!
「ああ、そういえば、君は僕たちにも曲を提供してくれたね」
やだ、もう何も、聞きたくない…………。
「ねぇ、僕は感謝してるんだよ。君のお陰で僕は圧倒的な強者を捻り潰すことができたのだから。」
ちがう。ちがうちがうちがうっ…………!!
私の"それ"は"人を傷つけるもの"じゃないっ……………。
「五奇人もあの裸の王さまも、君がトドメを刺したんだ」
「君が壊したんだよ」
・
「ねぇ_____、」
・
・
・
………なんで?
どうしてこんなことになっちゃったの……?
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・
肩書きなんて関係ない。
魔王も皇帝も魔法使いも道化師も、
・
・
みんなが笑顔になってくれれば、
それで良かったのに____。
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みるくてぃー(プロフ) - 鳳凰さん» 素敵なコメントありがとうございます!とても励みになります!!不定期更新ですが気長に待って頂けると嬉しいです♪ (8月22日 11時) (レス) id: 4a169714af (このIDを非表示/違反報告)
鳳凰 - 二十四話で推し達がいるの嬉しすぎる!!お話もとても面白いので更新楽しみにしてます!頑張ってください🌸 (8月21日 15時) (レス) @page25 id: 3ca2752c0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2023年2月12日 22時