【ツイステ】僕の存在意義。【刀剣乱舞】

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｢ありがとう、グリム｣


『このくらい、当然なんだゾ！』








｢ありがとう｣と言って、無邪気に笑う子分。


オレ様の、唯一無二の相棒。







_とある夜、







｢僕ね、寂しくなったら空を見るんだ｣



｢空だけは、僕の知ってる"空"とおなじだから｣



｢…安心、するんだ。｣







_子分はそう言って涙を流していた







儚くて、弱々しくて、


あまりにも綺麗で、消えてしまいそうに感じて


とても怖くなったのを今でも覚えてる








｢この桜のネックレス、お気に入り、なんだ｣



｢大好きなみんながくれたの、｣



｢僕が主になった記念に、って｣








そう言って嬉しそうに目を伏せる子分、


その姿を見ると、



早く帰してあげたいという気持ちと

離れたくないという気持ちが複雑に絡まって

訳が分からなくなる








『オレ様に、もっと聞かせるんだゾ。子分のこと、子分の家族のこと。』


｢…いいよ。君は特別、ね。｣








無理言って教えてもらった子分のこと、




オレ様は人間じゃないから、


人間のことはよく分からねーけど


少なくとも子分を傷つけた両親がクソヤローなことはしっかりと理解できた







_何が、平和な世界だ。


_何が、悩みなんてなさそうだ。








子分はたくさん苦しんできたんだ


痛みが分からなくなるくらいに、

苦しみが分からなくなるくらいに、









イラついた。


何も知らずに子分を傷つけるヤツらに。


だから、


だからオレ様は、約束したんだ。









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｢約束するんだゾ、子分。｣





「何かあったらまず、オレ様を頼る。」








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｢オレ様はずっと、｣








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｢オマエの味方、なんだゾ。｣















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