寮長会議 ページ11
□
『えっと、僕に何用かな？』
｢クロウリーが直接、お前から話を聞きたいそうだ｣
『……ふーん、』
あの後、グリムと遊んでいたら
急にツノ太郎に呼ばれた(転移魔法)と思ったら
学園長室で、寮長さんたちに囲まれた(←イマココ)
｢…Aさん、あなた、私に嘘をついてませんか？｣
なんだなんだ、と学園長さんの言葉を待っていたら
急にそんなことを言われ、僕は目を丸くした
あれ、なんかデジャブ。
｢本当は魔法、使えるんじゃないですか？｣
『はい？』
｢とある生徒に聞きましたよ、空を飛べるらしいじゃないですか。｣
その言葉に、寮長さんたちはざわめく、
…何を言っているんだろう、学園長さんは。
｢お言葉ですが学園長室。彼にもし魔力があったとしたら、闇の鏡が嘘をついた、という事になりますが。｣
｢えぇ、そうです！だから戸惑っているんでしょう？！｣
｢魔力があったら匂いで分かる。デタラメ言ってんじゃねぇよ、カラス。｣
｢キングスカラーくん！私、一応学園長ですからね？｣
｢ああ？だから何だよ。クソカラス。｣
段々と口論が激しくなっていく(主にレオナ先輩のせいで)
僕は今にも雷を落としそうなツノ太郎の元へ向かい、
裾を二、三回くいっと引いた
『ねぇ、今日の夕食、一緒に食べよ？』
｢！…良いのか？｣
『助けてくれたお礼、リリちゃんたちも呼ぼう。』
｢ふっ、お前なら、一人で対処出来ただろう？｣
そう言いながら
嬉しそうに僕を撫でるツノ太郎、
『あんな小童、僕にかかれば造作もないさ。』
｢小童、か。お前はまだ15だろう。｣
『ふふ、神様の殺気に比べれば赤子のようなものだよ』
｢………それもそうだな、｣
ツノ太郎とそんな会話をしていると、
いつの間にか学園長さんと寮長さんたちが
驚いたような表情で僕をみていた。
｢あ、あなた、15歳、だったんですか…？｣
『エッ、』
_さぁて、何て言い訳しようかなぁ？
なんて考えていたら、更に爆弾が投下された
・
・
・
・
｢次いでに言っておこう、Aは女だ。｣
□
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 444人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
噂のキャンディー(プロフ) - あ、まって好き……。更新頑張ってください (2022年8月10日 19時) (
レス) @page16 id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - とっても面白いです！更新大変だと思いますが、頑張ってください！！応援してます (2022年7月8日 9時) (レス) @page15 id: 71a4ce2144 (このIDを非表示/違反報告)
ん - 面白すぎる…… (2022年7月3日 21時) (レス) @page14 id: 7b042a7c7e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - やっと再会！楽しみにしてました！続きがとても読みたいです！ (2022年7月3日 8時) (レス) @page14 id: 83b0960623 (このIDを非表示/違反報告)
猫になりたかった人生 - 良いところでっ！見れないっ！主さん！次を楽しみにしてます！ (2022年7月2日 20時) (レス) @page13 id: 1ac35838e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みるくてぃー | 作成日時：2022年6月22日 17時
