愛しの幼馴染が悪女に嵌められたらしいです。【あんスタ】【鬼滅の刃】

十五話 ページ16

…



『いやまじKnights怖すぎた』



断った時の｢は？｣って声がガチトーンだった。一応私乙女だよね？乙女にそんなドスの効いた声出すかなぁ？

てか、何回も言ってるけど私あんずのこと愛してるから！実は嫌いなの･･･？ってどういうことですか？？

私そんなに性格悪そうに見える？？泣きそう。





・





｢やあ、Aちゃん｣


あんずの元へ向かって歩いていたら神妙な顔つきの英智に声をかけられた。どうしたん？振られた？？オモロ。


『英智じゃん。変な顔してどうしたの？』

｢･･･僕のことブロックしたでしょ？｣


んもう、質問を質問で返すなんて悪い子だわッ！私はそんな子に育てた覚えはありません！と心の中で叫んでいたら再び名前を呼ばれた。帰りたい。

だって変なメッセージばっか送ってくるんだもん。


『そういう運命なんだよ受け入れろ』

｢僕はその運命に抗ってみせるッ｣

『やめろ帰って寝てろ病弱男』


なんなんだコイツ。それと地味に私の腕握ってるけどかなり痛いからね？アンタそのヒョロっちい体の何処からそんな力振り絞ってんの？

それと上目遣いをしようとしても無理だから。身長差考えろ。


｢___って事で、生徒会室に強制連行します♡｣






『断固拒否します。』

｢権力行使します。｣






な ん だ コ イ ツ (２回目)

権力で従わせるなんて汚いぞ天祥院！いくら私が優しくて優しい乙女だとしてもそれは許せない･･･極刑だわ。

いくら優しくて優しい乙女だとしても！(２回目)


『トリック･･･スピア？と約束あるから無理』

｢！っふ、

と、とりっく･･･すぴぁ･･･ふふっ、あはは｣


何故か英智が腹を抱えて笑いだしたので脛を重点的に蹴っておいた。仕方ないじゃん英語苦手なんだよ髪の毛毟るぞ。




つるっパゲにして断頭台に立たせてやんよ

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