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二十一話 ページ22






「ああもう!ッ馬鹿A!お母さんを庇う娘とか聞いたことないんだけど?!」



あれ、あんずって私のお母さんだっけ?・・・いや、違う。私のお母さんは確か炭治郎だったはず(違います)

泣きながら私の頬を両手で包むあんずの手に触れると微かに震えてることを理解した。

そんな顔させたくて庇ったんじゃないんだけどなぁ


『あ〜ん〜ず♡』


泣きじゃくるあんずをあやす様に優しく抱き締める。純粋で優しくて可愛くて___可哀想な女の子。

私の為に涙を流さないで。


「別に学院の人に嫌われようがどうでもいいの!裏切られることくらいもう慣れっこだもんッ!」


いやそこは慣れて欲しくないんだけどなぁ?寧ろもっと憎んでもいいくらいだよ。ごっ寸釘とか必要だったらしのぶに言ってね。絶対持ってるから、あの子。


『あんずは良い子だね〜すっごく良い子。何が良い子かというとね、もう全部いい子(語彙)。生きてて偉いね。呼吸してるだけで偉いよ。』

「A・・・」


兎に角あんずを泣き止ます為に褒めてみるとあんずは更に泣き出した。

まって、・・・コレ大丈夫そう?

他の生徒が来て「あんず様を泣かしたなッ?!」とか言っていじめられない?「あんず様の視界から消えろチンチクリン!」とか言われない?

言われたら私全力であんずにしがみつくから!そして言った奴を一生かけて呪います。




「____ごめん、制服濡らしちゃった、」


あれから数分後人気のない場所に移動してからあんずことを慰めてた。とりあえず辛そうに謝るあんずに「大丈夫」って言って頭撫でといた。

めっっちゃいい匂いしました(真顔)


『目、晴れちゃった・・・Tricksterの人達にちょっと遅れるって言っておこうか。』

「うん、・・・ありがとう。」


私はあんずに「何かあっても私が守ってやるからな☆」とだけ言ってあんずの手を引いて保健室を目指して足を進めた。


_____そこで私は漸く気付いた。












『まって私保健室の場所しらん』

「 知 っ て た 」

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メロン♪ - 更新、無理せずに頑張ってください。 とても面白かったです。 私も鬼滅の刃の夢小説を書いています。 体に気を付けてくださいね? もし、良かったら鬼滅の刃の夢小説を読みに来てくださいね? (2021年11月21日 9時) (レス) id: 89b081aabc (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃんさん、素敵なコメントありがとうございます!そういって頂けて光栄です。更新頑張ります! (2021年10月18日 20時) (レス) id: 4a169714af (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - とても面白かったです!!更新楽しみにしてます!! (2021年10月15日 8時) (レス) @page23 id: 6b3efb22b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるくてぃー x他1人 | 作成日時:2021年9月27日 20時

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