青春したかっただけなのに【あんスタ】【刀剣乱舞】

さんじゅうさん ページ34

〜天祥院side〜



Aちゃんが倒れたようだからお見舞いに行ったんだけど、………どうやら嫌われているようだね♪

ん〜僕は"まだ"なんもしてないんだけどね〜






A｢変なことしてないよね？アイドル相手に手出したら僕がこの学院で生きていけなくなるからやめてね？｣

？｢はっはっは、なに、少し迷っただけだ。｣

A｢……………はあ、頭痛い｣

？｢えっちょっと〜、

あまり負担かけないでよね〜？
別に、悪化して怒られるのは俺たちじゃないけどっ♪｣

A｢……え？？この僕を見捨てるのっ？！｣








｢そんなんじゃないよ〜♪｣と微笑む赤髪の子

｢彼奴の説教は長いからなぁ｣と微笑む青髪の男性



………彼らは一体何者なんだろう、





この圧倒的な存在感、オーラ、…
彼らにとって僕なんて羽虫のような存在なんだろうね









『その方々はAちゃんの家族かな？』

A｢まあ、………血は繋がってないですけど！｣

『ふふ、随分仲が良さそうだね、』

A｢？"家族"だから当たり前ですよ〜

どうしたんですか〜？羨ましいんですか〜？
残念ながら僕の家族なんであげられませんよ〜？｣







家族………、今更羨ましいとは思わないよ

だって、僕は今の生活が"幸せ"だからね









？｢これ、あ………A、
体調を崩しておるのだ、あまり元気になるな｣

『みk__』




衣更｢あ、！あなたが"宗近さん"ですか？｣

宗近｢……ああ、俺が宗近だ。｣









宗近くん、………いや、宗近さん、だね。

彼の一言一言に品を感じるね、……お偉いさんかな？

Aちゃんの屋敷もあれだけ大きかったんだ

有り得ない話、ではないよね？









？｢それより、体調悪いんでしょ？よく立ってられるよね〜♪｣

A｢いや、








………、実はもう限界。｣

『あはは、膝が震えてるよ？』

A｢分かってますけどっ？！｣









僕がおちょくると、赤髪の子が『それ先に言って？！』と言いながら宗近さんの処へ走った

するとAちゃんが急にこう言った









A｢生徒会長

…………、信濃はあげませんよ？｣








ふふ、相変わらずAちゃんは可笑しなことばかり言うね









『楽しいなぁ……』




A｢？なんか言いました？｣

『ふふ、
…なんでもないよ』









・









ああ、

…これからも、
この幸せな日々が続くといいな…、

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