8回目 ページ9
バレンタインの次の日がちょうど委員会の集まりがある日だったのでそこで話しかけてみようと思った。
そ
「今月は本の紹介があるので数人の班に分かれて来週から準備を始めてください。班の別れ方は自由で結構です」
めんどくさい仕事はしたくなかったが委員会には入っておきたかった。それで選んだ図書委員はなかなかめんどくさい仕事だった。
だがチャンスなのでは？
これで坂田くんと同じ班になればいいんだな？
『坂田くん、同じ班になろうよ』
「あ、はい、、え？え！？はい？え？」
『いろいろ話したいこともあるし、ね。』
「あ！はい、俺でよければ…！お願いします！」
よっしゃ
それとあと2人女の子が入って俺達の班は決定した。で明日どんな本を紹介するか、という話し合いをするらしい、昼休みに。
くっそ、俺の昼休みが…！
いや、そんなことより坂田くんが帰ってしまう
『坂田くん、一緒に帰ろ』
「え、いや、俺、」
『あー、もう先約とかあった？』
「な、ないです、けど」
『じゃ、決まり、帰るよ』
強引すぎたか…？
.
『いきなり本題なんだけど、
俺のファンクラブ入ってるよね…？』
「はい、一応、！」
『なんで入ってるか、聞いていい？』
「憧れなんです、
友達とかたくさんいて、毎日が楽しそうで、
俺昔から根暗って言われてて、でも高校入って変わりたくて、それで藤野先輩見つけて、なんか直感でかっこいいって思って…！だから今こうやって話してるのも俺にとっては奇跡みたいなんです…」
『そんな言われるとなんか、照れる(笑)』
「でもファンクラブ内に男もそこそこいますよ」
『え！まじか〜』
ん？てか坂田くん、委員会も同じで、今日班も一緒になった、で、今一緒に帰ってる
『坂田くんファンクラブ入ってる必要なくね？』
「…え？」
『普通に友達になろうよ』
「え、！？」
「いや、嬉しいんですけど、ファンクラブの抜け方とか、俺、しらな、」
『会長の名前は？俺から言っとくから』
「１Ｃ、まふまふ、」
まふちゃん、？
坂田くんの口から出てきた、驚くべき名前。
戸惑いを隠せずに固まっていると、坂田くんがおろおろし始めた
『あ、うん、大丈夫言っとくね、』
そう言ってアタマをポンポンする
俺これくせなのかもしれない
気づけばもう駅についていて、乗る電車が違う俺達はそこでお別れ。
坂田くんも小動物ぽくて可愛かった
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山嵜(プロフ) - sky*さん» ありがとうございます…！更新します……… (2019年3月23日 13時) (
レス) id: 6abca684b7 (このIDを非表示/違反報告)
sky* - 更新待ってます！ (2019年3月11日 0時) (レス) id: 6999f90ab0 (このIDを非表示/違反報告)
山嵜(プロフ) - 月花さん» えこちらこそ好きです(コメント嬉しいですありがとうございます) いい夢見ろくださいね！ (2018年11月18日 3時) (レス) id: 6abca684b7 (このIDを非表示/違反報告)
月花 - 待って好きです(唐突初コメント失礼します)天月すん可愛いわそらるさんかっこいいわ夢主かっこかわいわで死んできますおやすみなさいｽﾔｧ (2018年11月7日 21時) (レス) id: 0aff8337dd (このIDを非表示/違反報告)
山嵜(プロフ) - サキさん» ﾄﾞﾜ〜〜〜〜ッありがとうございます！更新クソ遅いですがゆっくり待っててください…… (2018年11月6日 21時) (レス) id: 6abca684b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山嵜 | 作成日時：2017年1月28日 13時
