ハローメロディ#8

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もう睡魔には勝てない。


そう諦めたのか
今にも眠ってしまいそうな表情で
自分に向けて両手を伸ばし………












え？


イマナンテ？？？？










それくらい小さな声で










"だっこぉ............."

"だっこ、、、、、、して？"



と求めてきたのだ。














"どうしてもこの場に居たい"


そう考えた中で出した
最後の選択だったのだろう。











抱き上げた後も


"このままステージ見てるからね？"
"楽屋には行かないでね？"
"トントンだめだよ？"





何度もお願いするわりには
すぐに寝てしまった天使くん。










そりゃそうだ…笑
抱っこなんてされたら人肌もあって
余計寝てしまうだろうに

よっぽど眠たかったんだろうな…笑









ぐっすり寝入った頃を見計らって
寝やすい体制に抱き直し

本人の希望通り、眠りに落ちてからも
しばらくはその場に待機していた。











しかし小さくなったとはいえ
彼は中堅グループのエースなわけで

マネージャーに抱かれ寝ているのは……
先輩として絶対に
後輩には見られたくないだろう。








エースの名誉を守るのも
大事なマネージャーの仕事の一つ

全グループでのラストソングが終了したあたりで
サッと楽屋に戻る事にした。










メンバーが聞いたら
役得だ！ずるい！！とか
また騒ぐんだろうなぁ…。


ぐっすり眠るエースを腕に抱き
また今年も宜しく頼みますね…と
寝顔に挨拶をしておいた







Fin.






----作者ﾖﾘ----


またまたお話の更新がのんびりペースに
なってしまい申し訳ないです、、、

お気に入りに登録してくださる方や
♡マークなど、日々本当にありがとうございます…涙
通知が来るたび、嬉しく感じております。


ダラダラ続いてしまった
カウントダウンのお話

最後はマネージャーさん目線で進めてみました(^^)
最後といいつつ
ラストはintkインライ的なお話を考えておりますので
そちらを書き上げ次第、更新した後

またいつも通りの
"ハローメロディ"に戻る予定で考えています。

お時間のある時にでも
お付き合い頂けたら幸いです…♡




山田様
写真集重版おめでとうございます。
喜んで買い足しさせて頂きます…笑

----thanks----

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