ハローメロディ#8

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ちびっ子エースはというと


自分の所属事務所
今までは自分もパフォーマーとして立っていた
ファミリーのステージは見ているのも楽しいみたいで


メンバーから貰ったのか、ちゃっかり持参した
自軍のペンライトを手にフリフリしながら参加していた






山「あけましておめでとう〜！」

マネ「おめでとう、今年も宜しくね」

山「ね！銀テープ〜！俺も欲しい！！」

マネ「え？銀テープ？？本当に欲しいの？」


"ここから動かず1人で待っててよ？"

余計な一言を付けると
"もう、子ども扱いしないで〜！！"
とか怒りつつも

兎に角、機嫌が良い。








年始早々の可愛い要求にもしっかり対応し
貰ってきた銀テープ手に
どのグループの時も楽しんでいて
事前に仮眠しといた甲斐があったねぇ…

なんて
孫を見るような気持ちで
新年を迎えていたのだが………














公演が始まってからずっと
ハイテンションで楽しんでいたけれど

そろそろおネムの時間らしい








そりゃ無理もない
仮眠を取ったところで当に日は跨いでいる





時折目を擦ったり、欠伸をしたり
少しずつテンションも下がってきて
瞼がだんだん重たくなってきている

















マネ「そろそろ眠いでしょ？楽屋戻る？」

山「やだ。まだだいじょーぶ。」


いやいやいや
今にもあなた落ちそうでしょうが。。





ウトウトしたまま倒れこんで
新年早々怪我とか…
本当にやめてくれよ。。。

それこそ過保護JUMPに怒られてしまう…

エースの気持ちを優先し
いつ何があっても大丈夫なように身構える。








すると





"ツンツン"





スーツのスラックスを
引っ張られた感覚がして
目線を下に移した






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