▼ ページ23
＿＿＿＿＿＿
高木の予想通り、朝まで寝てくれる＿＿
なんて事はなく
過去最高に酷い夜泣き対応が待ってるとは
この時は思ってもいなかった
.
日中の様子から
多少の夜泣きはあるだろうと思って
最初から山田は俺のベッドに寝かせ
高木と2人、早めに部屋に戻ったんだけど
まだ日も跨いでいない23時
山田が眠ってから2時間程だろうか…
『うゔ〜っ、、、いやっ！！泣
うわぁぁぁんっ、ひっ、、、んんっ、、やっ！！』
伊「はいはい、大丈夫よ〜
泣かないよ、泣かない、ね〜大丈夫だよー」
まだゴロゴロしてただけで眠りには入ってなかったから
すぐさま落ち着かせようと
いつも通りに声を掛けたけど…
山「うぁぁぁんっ、、、っ、、ん〜！
うっ、、んーん、、やっ、、やなのっ！」
伊「ん、やだねぇ…眠たいねぇ…
大丈夫、大丈夫よーココに伊野尾ちゃんいるよー」
5分ほど経っても落ち着く気配はなく
上半身を起こしては、崩れるように泣く姿に
背中を撫でながら声を掛け続けていたけど
高「泣き止まないね....電気付ける？」
伊「こっちの声も全く耳に入らずって感じだもんね、、」
高「一回起きちゃった方が楽だろうに…」
夜泣きって、身体は寝てるのに
脳内意識が起きちゃってる状態なんだよねぇ
だから激しく泣いてる時でも
どしてあげる事もできないから、モドカシイ
伊「山田、一回抱っこしようね〜
おいで〜
眠たいねぇ…
嫌なのないよ、大丈夫、だいじょーぶ」
いつもの様に抱き上げた瞬間
山「ぎゃあああっ！！
やぁ、、っ！！！
わぁぁぁんっ、ひっく、、ぅあぁぁんっ」
伊「おっと、、！あっぶね、、、」
仰け反るように泣き叫ぶから
びっくりして危うく落としかけた、、、
高「えっ、、大丈夫？激しいな、、苦笑」
いつもよりしっかり抱いてないといけないくらい
泣きながら身白く山田に
若干戸惑いながらも
人肌を感じさせ続ければ
次第に落ち着くポジションを探し始め
高「ちょっと大人しくなった、、、？」
伊「ね、このまま寝てくれると思うけど…」
山田が泣き始めてから30分は楽に過ぎ
時計に目を向けると既に日付は変わっていた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 492人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美恋(プロフ) - とても面白くて一気に読んじゃいました！笑 ちび山ちゃんが可愛すぎて︎︎︎︎♡ 続きも楽しみにしてます( *´꒳`* ) (5月1日 18時) (
レス) id: c811c7ac18 (このIDを非表示/違反報告)
ir(プロフ) - ?さん» お返事が遅くなりました…🥲コメントありがとうございます(^^)楽しんでいただけるよう更新頑張ります🌼 (4月6日 10時) (レス) @page21 id: 6f99861483 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - 続きめっちゃ気になる💭👀✨更新めっちゃ待ってます！！！ (1月21日 22時) (レス) @page3 id: 3e1b8052cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ir | 作成日時：2024年1月19日 22時
