ハローメロディ#7

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あとは昼寝だけ…っていうタイミングに
ちょうど家の地域に雷雲がやってきたのか



遠くの方で聞こえていた雷の音は
次第に強く、大きくなっている



山「...っ！！、、、、っ、、」



有「わっ、、すっげぇな、、、


めちゃくちゃ近くに落ちたじゃん、今…
停電とかしねーかな、これ..」



大人の感覚ですら驚くレベルの地響きに近い
雷音が頻繁に聞こえ始めれば

ゴロゴロ…雷が鳴る度に山田の身体は
ビクっとして震えてる










有「わ、今の…びっっくりしたな、、笑

大丈夫大丈夫、すぐ収まるだろうし
停電したって夜じゃないから
真っ暗にはなんないから、ね？笑」





山「ちょっと、、
びっくりしただけ、だもん、、、

こわ、、くない、、、もん、、」















"怖くない"って、、、
もうそれは無理があるだろ…とは思うけど笑











表情を伺えば、目は潤み始めてるし
雷がなるたびに身体をギュッと縮こませて

子犬みたいにプルプル震えてんじゃん…










多分、もう限界なんだろうなぁ……
早いとこ甘えさせてあげたい、、、、けど






なんて思った途端にまた近くに落ちたのか

一際でかい雷が
俺たちを襲ってきた













山「んんっ、、ふぇっ、、、こわっ、、、


やぶ、ちゃ、、、、んうぅ〜〜泣」








やっぱりこうなると山田が求めるのは
あの2人のどちらかだよね、、


多分、眠くてグズり始めてんのもあるし
さぁ、どうすっかなぁ……









山「やぶ、、ちゃ、、、、泣

んっ、、ﾋｯｸ、、かえっ、、て、、くるっ？
い、、ちゃん、、はっ、、？」




有「夜になったらね？
2人ともちゃんと帰ってくるよ笑

会いたくなっちゃった？」




山「んっ、、、やぶちゃ、、いっ、、ちゃん



ゴロゴロ、、こぁいっ、、うぅ〜ぐずっ、」








有「音すごいもんねぇ…

2人ともお仕事中だからさ
ごめんなぁ、今は…俺と居てくんない？笑




あ、そろそろいつもだったら
昼寝する時間じゃん？


寝てる間に雷いなくなると思うから
一回寝ちゃおっか、、ね？


もう眠いのもあるでしょ？」







山「ね、、ないっ、、、っ、、！

やぶちゃ…もしもし、するっ」









ちょ、ダメダメダメ！
幼いモードになってもスマホ操作は
ちゃっかりできちゃうんだから…笑




俺のスマホから
薮くんに連絡しようとしてるけど…














山「だぁちゃんっ、、かお、にんっ、しょ、
はやく〜っ、、、うわぁぁんっ、、涙」


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