ハローメロディ#7

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有岡side




充電したままのスマホを取りに自室に向かえば
仕事の連絡が来ていたのもあって

内容を確認する間
自室にいたのは、ほんの数十分だっただろうか？





山田はTVに夢中になってたし
少しくらい1人にしておいても大丈夫でしょ
って思ってたら何度か名前を呼ぶ声が聞こえるから



何かあったのかと
慌てて思って戻ってみれば……













山「だいちゃん、、、
いなくなっちゃったかとおもった、、っ、」


えっ、、なんか、泣きそうになってない？？












有「なんでよ笑
居なくなるわけないでしょ？

スマホ取りに部屋行ってただけ。
声掛ければよかったね？ごめんごめん、、」





山「もう、、っ
どっか行くなら行くって言ってよね…！」



山田の目線に合わせて
ごめんね？って頭に手を置けば

安心したのか
途端に表情が柔らかくなって、誤魔化す様子に













この豪雨、雨の音は凄くて部屋は薄暗いし
さっきは否定してたけど……



やっぱり
ちょっと怖いとか感じてんのかなぁ




でも多分、、、
悟られたくないんだろうね？

相手が俺だから、余計にさ…笑

















それは長年の付き合いで
なんとなく察しがついちゃうから


敢えて触れないように平然を装いつつ
頭の片隅では、気にすることにした。
















それでも、、、









山「、、っ、！、、、、？」



有「ん？トイレ行くだけ。笑
すぐ戻るから待ってて」







ほらね？
ちょっとでも俺が離れようとすれば
慌てたように反応するし




コレは確定だなーとは思いつつ


何もそこまで我慢しなくても、、、
怖いなら怖いって言えば良いのに笑

謎にやせ我慢する山田が可愛くて
顔が緩みそうになるのを引き締めた





でも本人は隠せてると思ってるからね〜
それなら、本人が甘えてくるまでは見守ってあげる


まぁ、付き合ってあげようじゃないか…笑





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