ハローメロディ#7

▼ ページ32

.
高木side





多分、坐薬挿れられると思ってるんだよね…




高「水分取れてて、寝れてたら坐薬は使わないから笑
それにさっきプリンも食べれたじゃん


でも、そろそろ
身体キツくなってきたんじゃない？
和室行って、布団で横になりな？」




山「ん、、、」












一緒に移動して敷布団に寝転ぶと








山「ゆーやぁ、ねる…ねるからっ、、、涙」







高「え？どうした…？」



山「ちゃんと、ねるから、、ざやく、やだっ」











あぁ、それか笑




高「大丈夫だって、、笑

眠たくないなら寝なくてもいいけど
また身体しんどくなってきてるでしょ？

だから横になろうって言っただけで
坐薬使うの嫌だったら寝なって言ったわけじゃないから
余計身体しんどくなるから、泣かないよ？」








山「んっ、、はぁ……ぐずっ、、」

高「大丈夫、きっとすぐ良くなるよ」






暫く宥めながら背中を撫でいたら
俺の方がウトウトして意識を手放す寸前で














薮「入るよー？どう、寝た？」




高「んっ、、？




あ、俺が落ちかけてた…」







薮「え？笑
ごめーん、申し訳ない…
そうだよな、昨日夜中寝れてないよな」




高「んや、大丈夫、大丈夫

山田なら、寝てるね
無事昼寝してくれて良かったー

坐薬使うか不安になってたみたいだけど
今のところ使わなくても大丈夫そうだし」






薮「こんな小さい身体で熱だなんて可哀想に…
あぁ、早く良くなるといいけど」


高「今じゃすっかり
JUMPの我が子…みたいだもんね」






薮「そりゃ、一緒に住んでるし
可愛いもん、仕方ないよなぁ〜笑」



本当、このふにゃっとした笑顔…
薮くんってずるいよなぁって、たまに思う






優しさが全面に出てるし
なんか、一緒にいると
同い年だけどホッとできちゃうんだよなぁ






.



結局その後、高熱になることもなく


38度前後の熱を
行ったり来たりしながら過ごした山田は
JUMPメンバーそれぞれに
甘やかされながらも回復に向かっていった






山「んーん、たべない、、、たべれない…」


光「そっかぁ…まだお熱下がったばっかだもんね
やめておこうね
大丈夫、気にしなくていいからね〜」



.

▼→←▼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す