ハローメロディ#7

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伊「粉にしたラムネみたいな感じかな？
はい、お口開けて？」


山「あーー、、」




小さく開けた口に
溢れないように薬を入れると
モグモグし始めるから


伊「すご、
水ナシでいけちゃうくらい甘いの？笑」

高「ってことだね？」






山「のめたぁ、、」


"あーー"って
口の中空っぽアピールまでしてる姿には
高木もニヤケっぱなしだ笑













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薮「涼介〜？
ただいま、お熱あるのに起きてて大丈夫なの？」


山「あ、やぶちぁ、、おかーりぃ」


薮「とろっとろだな笑」



高「病院で解熱剤使ったから
今はそれが効いてるんだけどね〜
それでも38度は近いから」




薮「早く良くなるといいねぇ、、
可哀想に…」


山「おくすり のんだの
だから、だいじょーぶ」




薮「ん、偉いね
眠たくなったら寝ちゃえば良いからね」



ソファで安心毛布と共に横になる山田に
いつになく優しい顔で髪を撫でる薮に対し





光「はぁっ、はぁっ、、ただいまっ！
やまだは！？どう！？」






山「ひかぁ？おかーりぃ」



伊「焦り過ぎだって笑
今はちょっと熱も下がってて機嫌良いよ」


光「そっか、よかったぁ、、
何か食べた？お粥作ろうか？」


伊「ちょっと前にパウチのゼリーは
少し口にしたんだけど、食欲はないみたい。

夜は何か食べさせたいんだけどね〜」




光「プリン買ってきたんだけど…
食べれそうなら食べさせてあげて？
食欲出てきたら何か作るし」











伊「山田〜
光がプリン買ってきてくれたって
プリンならどう？」



山「ぷりん、、たべたい」



光「そ？良かったぁ
無理しなくていいから、食べれるだけ食べなね？」














伊「はい、お待たせ〜座れる？」


ソファでゴロンとしてた山田を
ゆっくり起き上がらせれば





山「あー」


伊「ん、どうぞ」



当たり前のように口を開けるから
スプーンで少しずつ掬って口へ運ぶと
小さめな1カップ、全て食べ切ってくれた









山「おいしかったぁ…」


光「でしょ？
このプリンね、人気なんだって
良かった、山田が食べてくれて」






またソファに横になりはじめた山田は
坐薬の効果も切れてきたのか



次第に目もとろんとし始め
瞳は水分量を増してウルウルしている





高「そろそろ切れてきたか？」

山「ぅ、、、だいじょぶだもんっ、」


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